【感想・ネタバレ】鏡のなかのアジアのレビュー

あらすじ

【第69回芸術選奨 文部科学大臣新人賞(文学部門)受賞作】チベット、台湾、クアラルンプール、京都……。言葉の魔力がいざなう、アジアへの旅路。はるかな歴史を持つ僧院で少年僧が経典の歴史に触れる「……そしてまた文字を記していると」、雨降る村でかつて起こった不思議な出来事を描く「Jiufenの村は九つぶん」、時空を超え、熱帯雨林にそびえる巨樹であった過去を持つ男の物語「天蓋歩行」など、アジアの土地をモチーフに、翻訳家でもある気鋭の著者が描く、全五編の幻想短編集。

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Posted by ブクログ

ちょうどワクチンを打って、ぼんやりと頭の中がスローに流れていくような時間に、読んだ。
幻想小説は、捉えどころがなくて、なかなか言葉にしにくかったりする。
言葉が、音になって、音が世界に、形を与える。
言葉だけでは輪郭が曖昧で、でも音を発するということは、物性を持ったということのように思った。

どうして、同じ国に住んでいるだけで、隣にいる他人の表情に言葉を得るのだろう。
なのに、大切な人の発する苦しさや寂しさは、言葉になっても癒やしてやれないのだろう。

物語をまとめることは今の私には出来そうにないので、ニュアンスだけを置いてみる。

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2021年07月24日

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