【感想・ネタバレ】怖がりヤクザに懐かれまして。のレビュー

あらすじ

関東の片田舎にある白水神社の跡取り息子・桐ヶ谷 紬(18)には、普通の人には見えないものが見える── 二年前に母を亡くし、さらに父親が過労で倒れてしまったため、紬はたった一人で神社を預かっている。寂しさを抱えながらも静かな生活を送っていた紬のもとに、ある日、ヤクザが大挙して押しかけてきた。

紬の前に現れたのは、背中に数多の悪霊をくっつけた美形ヤクザ、真行寺組若頭・真行寺 椿(27)。夜ごと繰り返される金縛りやポルターガイスト現象に心底怯えている椿は、『金はいくらでも払うから助けてくれ』と必死の形相で訴えてくる。

どうにか無事にお祓いを終えた紬だが、その後も椿はしばしば霊障を引き起こし、紬のもとを訪れるようになり── !?



憑かれやすい関西弁美形ヤクザ攻め(27)×霊が視える平凡大学生(18)

(ホラー要素はほぼありません)



表紙イラスト にむまひろ様


※本作は餡玉の個人誌作品の電子書籍版となります。

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荒唐無稽だけど素敵な物語

どことなく昭和の風情が漂うヤクザものですね。『セーラー服と機関銃』を思い出しちゃいました。
人間相手なら怖いものなし、圧倒的に強そうなイケメン若頭 椿さん、実は霊媒体質な上に霊に対してはものすごい怖がりです。
一方、神社の跡取り息子 紬くんは突然やって来たヤクザにビビりちらしながらも、ぶっつけ本番で初めての浄霊をやってのける胆力の持ち主。祝詞奏上シーンは本当にかっこいいです。
そんな2人の恋物語が面白くないはずがありません。ギャップ萌えのダブルです。
椿さんの霊媒体質はかなり重症。動物霊に憑かれてニャンコ化したりワンコ化したり。その度に奮闘する部下の皆さんと紬くん。そりゃ連帯感も生まれますよね。
荒唐無稽かつコミカルに進む物語ですが、その中にはBLらしいエロ甘さもあり、心に沁みる人情話もあり...となかなかの読み応え。
そして優しい結末の先には幸せな未来が待っていそうです。組長さんたちのその後の身の振り方も素敵です。
とても温かい気持ちで読了しました。
素敵な作品だと思います!

#笑える #ハッピー #カッコいい

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2026年02月15日

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