【感想・ネタバレ】ねじのかいてんのレビュー

あらすじ

さまざまな専門家たちがなにかの理由で集められた収容所で、男は太軸二段式十字ドライバーを片手に脱獄をはかろうとする表題作『ねじのかいてん』。水で覆い尽くされた世界で逞しく生きる人間の姿を描いた『水域』。ヒーローショーで着ていたウルトラマンのコスチュームが脱げなくなり、ウルトラマンとして生活していくことになった男の数奇な運命を描く『パンツをはいたウルトラマン』。謎が謎を呼ぶ9つの短編小説を収録。巻末には電子書籍版の追加として「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

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Posted by ブクログ

SF?短編集。
真面目なのか冗談なのか、わからないけれど確実に面白い文章。
「パンツをはいたウルトラマン」とかね、
絶対タイトルからしてふざけてるんだけれど、
なぜか哀愁のようなものが漂ってきてほろリとさせられます。
一番好きなのは「水域」。
ありそうでないような不思議な世界を彷徨う男の話。
その世界に一人だけという孤独と恐怖をありありと感じる。
これが元になった長編があるそうです。
今度読んでみなければ・・・。

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2010年05月01日

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