清野由美のレビュー一覧

  • 新・ムラ論TOKYO

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    20世紀は分断の世紀であった。高層ビルは、人間を土地を分断する装置であった。土地から遊離した人間は、その土地に住む人間同士の絆をつむぐことができず、無縁社会と呼ばれるような現状を作った。
    21世紀は融合の世紀である。もう一度、人間が土地と融合し、住民同士の絆を創出する必要がある。しかし、これは「三丁目の夕日」の時代に帰るということではない。
    21世紀にふさわしい、多様性を認めるコミュニティを本書では「ムラ」と表現する。
    下北沢、高円寺、秋葉原など、都内にもムラはある。そして小布施などのムラが地方にもある。
    東京の生きづらさ、働きづらさを解消するヒントがここにある。

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    2012年08月28日
  • 新・都市論TOKYO

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    東京という街が今後、どう発展し、変化していくべきかという問いからこの本を読んだ。著者は日本を代表する建築家、隈研吾氏。
    最も興味深かったのは、都市がテーマパーク化しているという件。日本には統一された様式の都市はない。そこで日本人が求めたのは、海外の街並み。ヨーロッパの街並みを見るために海外旅行をした。そして、もう一つがテーマパーク。統一感のあるディズニーランドでバーチャルな街並みを楽しんだ。
    しかし、いま再開発などで新しく作られる街並みは、このテーマパークの様式だという。
    本物の街に似せて作ったテーマパーク。逆にそれを真似て、本物の街を作るという矛盾。
    そもそも都市とはカオスである。統一されて

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    2012年08月25日
  • 新・ムラ論TOKYO

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    下北沢、高円寺、秋葉原、小布施に着目して対談方式の文章である。
    ムラ論と言う面白い視点から各場所をみている。それぞれの場所の成り立ちを歴史を通して述べられているのは勉強になる。

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    2012年06月09日
  • 新・ムラ論TOKYO

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    隈さんの新書の2冊目。

     今度は、ムラ論らしい。

     都市計画について、雑談していておもしろい言葉。

    (1)都市計画というのは一種の運動神経だと僕は思うんですよね。永遠に正しくあり続けられる都市計画というのはないわけで、ある時期に何をやったか、後でどう効くか、ということなんです。(p33)

    (2)先ほど、都市計画というのは「闘い」のことだ、って言いましたけど、利害が反する相手の立場がよくわかって闘ったときに初めて、豊かな結果を生むんだよね。(p63)

    (3)日本って、中心部はひどく空虚だということ。中心にいるエリートは馬鹿ばっかりだっていうこと。(笑)その虚ろな中心の周りにある場所の輝

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    2012年03月13日
  • 新・都市論TOKYO

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      隈さんの以前読んだ本がおもしろかったので、最近の新書を買って読んでみた。

     隈さんと清野さんが、東京都心の大規模開発、汐留、丸の内、六本木ヒルズ、ミッドタウンと、郊外の町田をみながら、放談をしている。

     その放談を読みながら、思ったこと。

    (1)汐留の乱雑な建築設計をみて、マスターアーキテクトがいなことを理由としており、さらに、マスターアーキテクトがあれほどの大規模な開発だと政治的にも受け入れられないと話が進んでいる。

     そうだろうか。今、復興計画の対象となる高台団地などは、マスターアーキテクトが、復興という緊急事態だから入り込めるのだろうか。是非、自然を生かした設計を全体を通して

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    2012年03月05日
  • 新・ムラ論TOKYO

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    会社で借りた本。
    第一弾の、「新都市論Tokyo」を読まずに臨んだが、面白かった!

    都市計画の今後について、「ムラ(村に近いが、少し異なる概念」を視点に、下北沢、高円寺、秋葉原、小布施を題材として語る対談。隈研吾は、根津美術館等をてがけた建築家。

    隈さんの考えにはおもしろいものがある。そして、町を歩きながら語るやり方もおもしろい。

    ただ、根底にあるのは、20世紀型社会が崩壊し、再開発も大型できれいであればよいていう中で、都市はどうあるべきか。

    本書ではあまり触れられていないが、少子高齢化、財政悪化も交えながら議論するとおもしろいだろうな。

    第一弾のほうも読んでみます。

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    2012年02月19日
  • 新・ムラ論TOKYO

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    三浦展共著『三低主義』でも感じたのは、隈氏は優れた建築家でありながら(であるがゆえに)、身を屈めて低い位置から社会や人間の行動特性を鋭利に観察できる批評家でもあるということ。文中の数々の指摘に逐一賛意。

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    2012年01月04日
  • 新・ムラ論TOKYO

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    隈研吾秋葉原を歩く!!

    21世紀におけるムラの発生要因とその重要性を説いたもの。彼の建築と、理論は少しかけ離れたところにある。ここでも然り。この先の彼の動向に期待。

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    2011年11月06日
  • 新・ムラ論TOKYO

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    全ての村が都市化を目指して閉塞感を感じている日本に於いて、その次にくる「ムラ」のありようを取材する。下北沢、高円寺、秋葉原、小布施と、それぞれに特徴のあるエリアでどのような問題と可能性があるかを建築家隈研吾の目を通して炙り出す。中でも地元の有志による意識的な改革を成功させた小布施のケースが興味深かった。

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    2011年08月07日
  • 新・都市論TOKYO

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    東京の都市計画の不条理をくまさんがきり込む本。スカイスクレーパーのデザインとか考えたことないけど意匠より、規制、マスタープランの重要性が問われるのかな?まだまだ勉強不足だ。

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    2010年12月16日
  • 新・都市論TOKYO

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    東京の再開発エリアを巡りながら建築家•隈研吾とジャーナリスト•清野由美がここはどうだあうだと都市論を語る。建築家は、当然「文脈が•••」的な抽象的な言い回しが多いんだろうなと思っていたが、それほどでもなく、再開発がペイするための金融側の解説もあったり良作。
    一方デザインとかライフスタイルを売り物にするジャーナリストと呼ばれる人は薄っぺらい印象だな。

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    2010年09月04日
  • 新・都市論TOKYO

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    清野由美「このビル群は気に食わない〜」
    隈研吾「そうかな?素晴らしい建築だと思いますよ」

    という構図が面白かった。

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    2009年10月04日
  • 新・都市論TOKYO

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    個人的な意見だが、汐留とか実際に行ってみるとビルとビルの間にまた(さらに大きな)ビルが覗いていたりしてるし、通りをショッピングしながら歩くっていう選択肢もあまりないから、街を見て歩くのが楽しいって感じられるのが少ないなと感じた。大きな建物に圧倒されて、近くのゆりかもめに飛び乗って汐留から逃げ出したくなったりすることもしばしば(笑)都心にオフィスを集めるのは時代と逆行してるし。
    丸の内オアゾと丸の内センタープラザの間の空間とかはけっこう好きなんだけどな。安全な裏道って感じで。

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    2009年10月07日
  • 新・都市論TOKYO

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    建築家・隈研吾さんの都市論。

    六本木ヒルズ、丸の内、汐留の都市開発批判から、
    代官山ヒルサイドテラスの槇さんの奇跡、町田のザ・郊外など清野さんと隈さんの散歩の対談なので、すべてが会話口調。

    最後に北京まで飛んじゃった。




    東京は地価が高すぎて、開発リスクがすさまじいから、面白いこともできないし、建築家も今の役割が限界らしい。

    自分の中では、他にもへえと思わせるものが多かった。

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    2009年10月04日
  • 新・都市論TOKYO

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    都市計画の用語を、
    事例を通して学べる。

    なんで再開発が進むのかもわかった。

    中でも汐留の章はおもしろかった。
    区画を切り売りしないと再開発できなかったために
    様々な業者、プランナーが入り込み、
    統一感のないデザインになったのね!

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    2009年10月04日