清野由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
隈さんの以前読んだ本がおもしろかったので、最近の新書を買って読んでみた。
隈さんと清野さんが、東京都心の大規模開発、汐留、丸の内、六本木ヒルズ、ミッドタウンと、郊外の町田をみながら、放談をしている。
その放談を読みながら、思ったこと。
(1)汐留の乱雑な建築設計をみて、マスターアーキテクトがいなことを理由としており、さらに、マスターアーキテクトがあれほどの大規模な開発だと政治的にも受け入れられないと話が進んでいる。
そうだろうか。今、復興計画の対象となる高台団地などは、マスターアーキテクトが、復興という緊急事態だから入り込めるのだろうか。是非、自然を生かした設計を全体を通して -
Posted by ブクログ
会社で借りた本。
第一弾の、「新都市論Tokyo」を読まずに臨んだが、面白かった!
都市計画の今後について、「ムラ(村に近いが、少し異なる概念」を視点に、下北沢、高円寺、秋葉原、小布施を題材として語る対談。隈研吾は、根津美術館等をてがけた建築家。
隈さんの考えにはおもしろいものがある。そして、町を歩きながら語るやり方もおもしろい。
ただ、根底にあるのは、20世紀型社会が崩壊し、再開発も大型できれいであればよいていう中で、都市はどうあるべきか。
本書ではあまり触れられていないが、少子高齢化、財政悪化も交えながら議論するとおもしろいだろうな。
第一弾のほうも読んでみます。 -
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