清野由美のレビュー一覧

  • 新・都市論TOKYO
      隈さんの以前読んだ本がおもしろかったので、最近の新書を買って読んでみた。

     隈さんと清野さんが、東京都心の大規模開発、汐留、丸の内、六本木ヒルズ、ミッドタウンと、郊外の町田をみながら、放談をしている。

     その放談を読みながら、思ったこと。

    (1)汐留の乱雑な建築設計をみて、マスターアーキテ...続きを読む
  • 新・ムラ論TOKYO
    会社で借りた本。
    第一弾の、「新都市論Tokyo」を読まずに臨んだが、面白かった!

    都市計画の今後について、「ムラ(村に近いが、少し異なる概念」を視点に、下北沢、高円寺、秋葉原、小布施を題材として語る対談。隈研吾は、根津美術館等をてがけた建築家。

    隈さんの考えにはおもしろいものがある。そして、町...続きを読む
  • 新・ムラ論TOKYO
    三浦展共著『三低主義』でも感じたのは、隈氏は優れた建築家でありながら(であるがゆえに)、身を屈めて低い位置から社会や人間の行動特性を鋭利に観察できる批評家でもあるということ。文中の数々の指摘に逐一賛意。
  • 新・ムラ論TOKYO
    隈研吾秋葉原を歩く!!

    21世紀におけるムラの発生要因とその重要性を説いたもの。彼の建築と、理論は少しかけ離れたところにある。ここでも然り。この先の彼の動向に期待。
  • 新・ムラ論TOKYO
    村(前近代)→都市(近代)→ムラ(現代未来)という、雑多な要素をざっくりと分類して明快に話を進めておきながらも、特に目指すべき社会を謳ってるものでもなく、二人の観察者が実際の都市を例に今の時代こういう都市もありだよねというスタンスで軽くおしゃべりしてる会話録みたいな本。
  • 新・ムラ論TOKYO
    全ての村が都市化を目指して閉塞感を感じている日本に於いて、その次にくる「ムラ」のありようを取材する。下北沢、高円寺、秋葉原、小布施と、それぞれに特徴のあるエリアでどのような問題と可能性があるかを建築家隈研吾の目を通して炙り出す。中でも地元の有志による意識的な改革を成功させた小布施のケースが興味深かっ...続きを読む
  • 新・都市論TOKYO
    東京の都市計画の不条理をくまさんがきり込む本。スカイスクレーパーのデザインとか考えたことないけど意匠より、規制、マスタープランの重要性が問われるのかな?まだまだ勉強不足だ。
  • 新・都市論TOKYO
    東京の再開発エリアを巡りながら建築家•隈研吾とジャーナリスト•清野由美がここはどうだあうだと都市論を語る。建築家は、当然「文脈が•••」的な抽象的な言い回しが多いんだろうなと思っていたが、それほどでもなく、再開発がペイするための金融側の解説もあったり良作。
    一方デザインとかライフスタイルを売り物にす...続きを読む
  • 新・都市論TOKYO
    清野由美「このビル群は気に食わない〜」
    隈研吾「そうかな?素晴らしい建築だと思いますよ」

    という構図が面白かった。
  • 新・都市論TOKYO
    個人的な意見だが、汐留とか実際に行ってみるとビルとビルの間にまた(さらに大きな)ビルが覗いていたりしてるし、通りをショッピングしながら歩くっていう選択肢もあまりないから、街を見て歩くのが楽しいって感じられるのが少ないなと感じた。大きな建物に圧倒されて、近くのゆりかもめに飛び乗って汐留から逃げ出したく...続きを読む
  • 新・都市論TOKYO
    建築家・隈研吾さんの都市論。

    六本木ヒルズ、丸の内、汐留の都市開発批判から、
    代官山ヒルサイドテラスの槇さんの奇跡、町田のザ・郊外など清野さんと隈さんの散歩の対談なので、すべてが会話口調。

    最後に北京まで飛んじゃった。




    東京は地価が高すぎて、開発リスクがすさまじいから、面白いこともできな...続きを読む
  • 新・都市論TOKYO
    都市計画の用語を、
    事例を通して学べる。

    なんで再開発が進むのかもわかった。

    中でも汐留の章はおもしろかった。
    区画を切り売りしないと再開発できなかったために
    様々な業者、プランナーが入り込み、
    統一感のないデザインになったのね!