ダライ・ラマのレビュー一覧
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もとは1994年刊。93年、ダライ・ラマへの4回のインタビュー取材にもとづく。
ダライ・ラマ14世は1935年生まれ。13世が33年の暮に亡くなって、その生まれ変わりをチベット全土に捜索して見つかったのが2歳になる男の子、パ・モン・トン・トゥルブ。彼が14世となる。ダライ・ラマの生まれ変わりそのものが輪廻転生の典型例だ。(これってなにガチャ?)
本書は、ダライ・ラマ14世その人、そしてチベット仏教での輪廻転生の考え方を中心に解説。自殺や殺人(殺生)をどう考えればいいのかにも触れている。驚くのはその考え方のフレキシブルさ。決してドグマティックではない。
仏教とヒンドゥー教の関係、大乗仏教とチベッ -
Posted by ブクログ
ダライ・ラマはチベット仏教の正統継承者であり最高権威者です。中国軍から弾圧を受けてインドに拠点を置く亡命政府で活動して既に半世紀を経ている。 89年にその功績を認められ、ノーベル平和賞を受賞しています。 この本はその頃にダライ・ラマにインタビューした内容にインタビューした大谷幸三氏が ところどころに解説を加えたものです。 少し前に、アメリカのオバマ大統領がダライ・ラマと会見していましたが、ちょうど その頃この本を読んでいたので、その影響力の大きさが理解出来ました。
チベット仏教は古代インド仏教の考え方を色濃く受け継いでいるという。つまり輪廻転生、生きとし生けるものはその死後に生まれ変わり、新し -
Posted by ブクログ
ダライ・ラマ14世が説いた言葉の紹介とそれの解説付きのチベット仏教入門編。仏教というもの事態が、いくら平易に説こうとしても説けない性質もあるのかもしれないが、シンプルに心に残る言葉が多く、興味深く読んだ。
ただ、ダライ・ラマ14世の略歴を冒頭でさらーっとしないと、この人がどんな背景や状況下で話しているのか不明で、ピンと来ないところもありそう。私は以前に読んだ「ダライラマ真実の肖像」を思い返したから理解しやすかったような。ダライラマ個人の興味からこの本を手に取る方が理解しやすそう。チベット仏教への興味から手に取る人はそんなにいない、……な。ならいいのか。