以前に出てた「グルグルランド」「グルグルランド２」のパワーアップ版みたいなものらしいです。実際上記の2冊は見たことないけど、アニメ化に伴い追加されたものもあってプラスなんでしょう。おまけマンガ（セカイ系なのでたいして面白くない）やグルグル２情報も少し載ってます。
読んでみるとなかなか濃い情報。魔法オババがまさかルンルンさんよりＨＰが高いとは……。特に思うのはグルグル迷言が多いこと。実際、自分も生活で使っているので（どこで？）ここには書ききれない迷言もあると思います。
「ここはわんわんの呪い→彼らの功績だった」
「オレ様がお前らのハナミズを飲みつくしてくれるわ！ だが別の意味で迫力があった」
「これぞ必殺悪のマンダラ→そこまで言われて誰が見るか」
「ゴチンコ流剣法笑わせて隙をつく、おもろうてやがてダメージだ→張り切ってやがて悲し」
「まずは観光記念のラクガキだ はい勇者様」
「おけがはありませんか、立派なおじさん 勇者は寝返りをうった」
「サルに触ると即死です なぜ」
「これはヒラクじゃなくてヒラタですよ！」
ああだめだ書ききれん。
半分はマンガのグルグルの解説で、その後は作者エトーさんの情報。トーンはデジタルなのにペン入れがアナログだとわかって少し驚いた。エトーさんがＤＱ４のゲームブックの文章を少し書いていたのは事前情報で知ってましたが（持ってるんで）、そっちが先で4コマのほうが後だとは知らんかったです。それにしてもこの古いマンガをどこの会社か知らないけどよく保存していたな……。
そしてそして全210ページ中、７０Pが衛藤さんが描いたDQ4コマの再集録で、DQ4コマシリーズをすべて持っている自分には無用のP。しかしなんでグルグルのファンブックにDQの4コマが……（まあ、ふんどしネタがあるけど）
なのでというわけじゃないけど、3分の１の値段は払いたくないので古本で購入したという。エトーさんの4コマだけが読みたい！となれば便利だけど。
最後に、ＤＱ4コマでふんどしネタをＯＫした当時の編集陣は素晴らしかったと思う（笑）。
それからというもの、マーニャの腰布＝ふんどしネタが色々な作家さんから作られるようになったので、エトーさんはその筋のパイオニアです。
購入済み
