佐々木信一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
幼稚園や保育園でモンテッソーリ教育を実践してきた著者がその思いと経験談を本にした一冊。0歳から6歳までの「敏感期」に人間の神経細胞は8割方発達する。その間に運動、感覚、言語、数といった能力を獲得するが、大人のように決して座学で習得するのではなく、大人を真似たりしながら、主体的に自発的に学び取っていく。そして習得できれば達成感・満足感が得られ、次なる習得への意欲が湧き、そうしたサイクルを経て知性や自立心が養成される。そのことを幼稚園・保育園で見た実例を踏まえながら、繰り返し、繰り返し訴えていく。
モンテッソーリ教育ではおもちゃを「教具」と呼び、使い方を大人が「提示」した上で自己活動に没入させる -
Posted by ブクログ
個人的には、モンテッソーリ教育がどのようなものか、この本でようやく確認。近年、大学での必修外国語科目でも、教室での学習スタイルを個人個人に合わせたものへ変化させており、理想とするクラス像はモンテッソーリと同じだなと実感。ただ、大学では教師の負担が増えてしまい(教える内容が複雑で、個々に合わせるとフィードバックが大変)悩みどころ。家庭では、、そうか、やっぱり無理矢理やらすのはダメだな。。
・心を真白にして、子どもの声を聞く。
・子どもが興味を持ったものを見逃さない。そこから展開させていく。
・子どもには計り知れないほどの集中力のパワーがある。
・何かに夢中になっていた子どもが飽きた瞬間(満足し