八木谷涼子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[教えの前に]「神父と牧師ってどう違うの?」、「カトリックと正教会とプロテスタントって具体的にどう違うの?」、「イースターって何の日?」など、キリスト教についての基礎的な情報・知識をわかりやすくまとめてくれた一冊。教えの内容よりは、行事や教派、服装などの外形的な点に焦点を当てた内容となっています。著者は、英国貴族の称号ルールについての興味が尽きないというフリーライター、八木谷涼子。
信仰や救いということではなく、まずは知識としてキリスト教を知りたいという方にオススメ。なんとなく知っているつもりではあっても、具体的には知らないという諸点について、Q&A形式も絡めながらわかりやすく解説 -
Posted by ブクログ
ノンクリスチャンの「教会ウォッチャー」八木谷涼子さんによる『知って役立つキリスト教大研究』(新潮OH!文庫)が、50ページほど増補し、480ページを超える大著として生まれ変わった。
『知って役立つ~』は2001年の発行以来、十刷まで版を重ね、初心者にもわかりやすいキリスト教の入門書として広く読まれてきた。受洗者には聖書のほかに同書を贈呈する教会もあるという。
今回の改訂にあたっては、「十九世紀のアメリカで生まれたグループ」としてセブンスデー・アドベンチスト、エホバの証人、モルモン教、クリスチャン・サイエンス、「日本で生まれた」グループとして無教会の記述を追加。
実際の礼拝へ足しげ -
Posted by ブクログ
ネタバレキリスト教って何なのか?知っているようでいまいちよくわからない。ちょっと勉強してみたい。そんな方は結構いるのではないでしょうか。
私の場合、興味の始まりはユダヤ陰謀論(笑)。そして世界史で十字軍やビザンチン、そして米国史を学ぶうちにキリスト教についても興味がわき、さらに文学作品を渉猟するにあたり、どうもキリスト教内部でもいろいろあるらしい、と気づきはじめました。
キリスト教を包括的に学ぶのに何かいい本はないかとネットで調べていたら、とあるサイトでお勧めにあったのがこちらの作品。
で、読んでみましたが、非常にわかりやすかった。この人は一体何者か?とむしろ筆者の素性が気になるくらいよくご存じで。