松さや香のレビュー一覧

  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    エライ!
    かっこいい!
    頑張った!


    凄い、一気読みです。
    著者のキャラクターがそうさせるのでしょうが、いっつも前向きで「戦う姿」に脱帽です。
    女心を笑いのオブラートに包んで...素敵 ^ ^

    ほぉ〜んとしみじみカッコいい! 

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    2025年01月24日
  • 女子と乳がん

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    ネタバレ

    日本人は悲しい物語を好む。
    この文を見てハッとさせられた。私もがん患者の書いたエッセイといえば、治療の痛み、精神的な辛さ、家族の葛藤、、、とありがちなストーリーをどこかで想像してしまっていた。
    しかし、もっと現実的な、「女子」だからこその悩みや経験があるのだと、この本を読んで知った。

    病気をしたって、働いて他人からの評価や感謝を得たい。普通の1人の人間であること。
    病気をしたって、治療のその先の人生にあるかもしれない結婚・出産を当たり前に望むこと。
    女子の病気に対しての男性の考えが意外とドライ(逃げられるもんなら逃げたいと考えてる人が多い)であること。

    リアルでユーモア溢れる文章で、松さん

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    2023年05月22日
  • 女子と乳がん

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    病気をして人との繋がりに感謝する。
    闘病生活を送ったが残念ながら命を落としてしまう。
    病気を克服して前向きに生きてます。…など

    実際にその状況に置かれて、どれも違和感しかありませんでした。
    本を読んでもうホントにそれそれ!思いました。
    痛快です。

    日本人は感動話が好き。
    苦しい治療に耐え抜いた家族の感動話。
    闘病生活の末亡くなってしまう話。

    2人に1人がガンになる時代。
    乳がんは9人に1人。
    ガンを一括りにして感動話を求めている社会。
    色んな状況の人がいるので、みんなそれぞれ症状も治療アプローチも違う。
    同じ病気でも同じステージでも全然違う。

    大病しても普通に生きてます。
    ただそれだけ

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    2022年09月12日
  • 女子と乳がん

    購入済み

    純粋に、面白かったです。

    どこまでも、身近に感じました。
    ニーズがある者からしたら、読んですごく安心する本でした。
    癌なんて、なって良い事なんて本当一つも無い。
    それは変わらない。
    けど、そこから見えてくるものもある。
    見方を変えれば人生は変わる。
    まだまだ治療の途中ですが、読み返して、心の励みにさせてもらいます!

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    2018年09月13日
  • 女子と乳がん

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    読んでいて清々しいほどに松さんワールド全開でした。
    涙を誘うようなガンの本はたくさんありますが
    このくらい明るく楽しく書いてもらえるとこちらも励まされます。
    自分の悩みなんてたいしたことないんだなと。
    元気がないときは度々読んで元気をもらっています。
    ありがとう松さん!

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    2018年05月17日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    「吐いたりはげたり」「お尻丸出しで泣くわたし」「ガンじゃ、悪りぃのかよ」「彼の鼻毛が綺麗に処理されている」
    松さんの文章に引き込まれる。文体、好きだなぁ。
    なんで題名が『彼女失格』なんだろうと思って読み始めたが、分かった。サブタイトルもそのまんまじゃないか。このタイトル以外考えられないよね。
    6年前からある男性と付き合っていて、思いがけずガンになってしまった一人の女性。彼女は強いんじゃない。強くなるしかなかったんだよっ…ってもう、さや香さんに共感しまくり。
    仕事のこと、彼氏のこと、その浮気相手のこと。軽い文体で書かれているからついクスッと笑ってしまうのだけれど、大変な状況だったのが伝わってくる

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    2017年10月31日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    普段はあまり見ないルポルタージュの棚をチェックしていて見つけた本。
    パラパラめくって、私に読みやすいタイプの文体と分かり、
    この人がなんの癌なのかを見る。私と同じ乳がんだ。
    普通はしないのだが、目次を丁寧に読んだ。
    これから始まる実際の話のアウトラインを知りたかったので。
    これを読んだら、
    自分にこれから起こるかもしれないことの内容が分かってしまう、
    のココロは、
    サッカーの結果を知らずに見たいのと同じ心理である。我ながら恐ろしい。
    なこと言ってないで、これから起こる事態で慌てないために読んどけよ!
    と自分に突っ込む。
    読み始めて、文章がまず面白いのでどんどん読みたくなってしまう。
    闘病記にあ

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    2014年03月01日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    もしも自分が明日ガンの宣告を受けたら…。『もしも』の世界では自分は何とかやっていけるだろう、と思う人も居るだろう。だけど、この本を読み終わった後果たして同じ思いを持っていられるか?

    この本には『リアル』がある。

    ぜひ全ての世代の男女に読んでもらいたい。

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    2013年11月24日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    ノンフィクションは、大体おもしろくないのですが、今回のこれは、コメディノンフィクションって感じでした。
    とても楽しかったです(笑)

    ただ、最後がなぁ。って感じでした。

    プライドが高いとちょっとつらいよなぁ。と思う部分もありました。

    抗がん剤で体力は落ちて、
    ホルモン抑制で女であることを否定して精神もダメージを受けてるのに、彼氏は浮気なんぞしやがる。

    それでも、他人には頼りたくないから、生きるために働く。

    まぁ、タイトルに突っ込むとしたら、彼女失格じゃなくて、彼氏のが失格です。
    といいたいところですが、
    わたしも病気と付き合いたくないように
    相手も、病人とは付き合いたくない。

    松さん

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    2013年11月08日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    乳がんという、女性の女性たる部分を直撃する病気を患いながらも、恋も仕事も遊びもあきらめない著者に、どれだけ勇気をもらったか。
    ただパワフルに突き進むわけではなく、普通に傷ついたり、悩んだりする著者に、同病として果てしなくシンパシーを感じました。

    0
    2013年09月15日
  • 女子と乳がん

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    『彼女失格』が出版されてから4年。
    術後10年を迎えてのリアルなエッセイ。
    「女子」と冠するだけ、若年性乳がんにかかった人の、
    他の世代にはない悩みなどが綴られる。
    受け入れるにも諦めるにも、まだまだ納得いかない年代は
    自分のようなオバサン世代の経験や助言などでは
    まったくフォローできない。
    松さんのように冷静&熱く、面白く、
    この状況をつきつめて、文章化してくれる人がいて、
    気持ちが楽になる人がたくさんいるだろう。
    ただ前向きだけでなく、
    ネガティブな思いをぶちまけたり、
    失敗もさらしてみたり、
    共感できるポイントが山ほどあるはず。
    2ちゃんやブログが情報収集源だった時と変わって
    今はSNS

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    2019年04月24日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    29歳で乳ガンを発症した女性が
    治療や仕事や恋や家族について赤裸々に語っている本。

    乳ガンではないけれど、
    以前に婦人科疾患を経験した時の気持ちが重なってしまいました。
    結婚して子供を授かる。
    その当たり前を、人生設計を、可能性を全て奪われたという感覚。
    当時その感情をうまく言葉に出来なかったけれど
    著者がそのまんま書き出してくれたように感じた。

    治療の経過や、かかるお金についても詳しく書いてあって参考になった。
    著者も書いているように、ガンの本は精神面の内容が多いし
    ネットで調べれば情報量に不安が増すだけ。
    「じゃあ実際何をしていくらかかるの?」というシンプルな部分が
    しっかり書かれてい

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    2018年01月17日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    生々しく、ガンの闘病記。

    仕事しながらガンになるってどういうことなのか。
    パートナーを持ちながらガンになるってどういうことなのか。

    そして、タイトルが腑に落ちる。

    私も乳腺腫瘍持ちで、最初の検査の時にこういう思いしたからわかる。
    マンモ、エコーはもちろん、MRIも、針生検もやったし、そのあとの病理生検も。

    あの後があったらどうなっていたのかな。

    ガンはお金がかかるという現実のこと。
    働きながら治療をするということ。

    そして、まわりの「ガン患者、かくあるべし」に傷つくということ。

    正直でとても好感がもてます。

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    2017年12月26日
  • 女子と乳がん

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    松さんは言いたいことを言ってくれてステキだと、改めておもった。自分と同じ感じかた、違う感覚含めて良い。
    病気は人生の一部でしかなく、その後も平坦な人生は続いてくのだ。そしてそれこそ、病気になって寛解するまで求めていた平凡な平和なんだと改めて思う。

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    2017年11月26日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    乳ガン患者の闘病記。

    闘病記にありがちな家族愛や患者同士の絆などをアピールしたものではなく、手術や抗がん剤の苦しみ、そしてそれに掛かる費用などを描いたリアルな闘病記。
    文体が若干鼻に付くものの、それを差し引いても面白い。
    最後は闘病を支えてくれた彼とも別れてしまって、ハッピーエンドにならないのがよりリアルな感じ。

    P.S.今は結婚して人並みの幸せを掴んだみたい。

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    2017年10月08日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    ネタバレ

    闘病記っていうより、リアルな30代女子の日常って感じかな?頼りがいあるようで、やっぱり一人のふがいない人間だったおっさんとの恋愛....無理にでもハッピーエンドを迎えなくて本当によかった。と、ひねくれ者の私は思ってしまう(笑)文章はすごくスピード感があるというか、マシンガントークで進む女子会風。

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    2013年10月26日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    30歳の誕生日を目前に、乳ガン発覚。病気への恐怖、治療費への焦り、彼氏との攻防。身内にも友だちにも、ガンだなんて知られたくない。それでも、怖い。そんな気持ちを綴った闘病恋愛エッセイ。

    とにかく文章が面白くて、一気読み。年も仕事も近いせいか、なんだかものすごく身近な人のような気がした。こんなに赤裸々に書かれた闘病記って、あるのかな。仕事だとか、恋愛だとか、お金だとか。実際、若くして、大して貯金もない自分が病気になったら、こうなってしまうのかもしれない。伴侶もいない、お金もない。「私には何にもないんだ」という一文は、だいぶ考えさせられた。

    心ない言葉に何度も傷つけられている松さん。人って、本当

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    2013年10月13日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    乳がん患者の方のブログから来てる本。
    でも、がんはあくまでも一つの経験でそれ以外の人生があるってことをしみじみ感じさせてくれる本。
    いろんなことを乗り越えた人は強いなぁ。

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    2020年06月13日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    読みやすかった。リアルなお話。こういう闘病記がもっとあったらありがたいと思う。ガン発覚のときの年齢がいまのわたしと同じでいろいろと考えたり。検診行こう。
    もう現在では40歳になられたのだな!すこしネットで調べたら、前に進んでいっていらっしゃるようで素敵。

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    2019年08月05日
  • 彼女失格 恋してるだとか、ガンだとか

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    この本は他の闘病記とは少し違います。それは病気を患った時に一番知りたい、治療の金額が細かく書かれています。主人公が死なない闘病記は売れない、と出版社の方に言われたそうです。実際そうかもしれませんが、私は生き延びた人の闘病記も読みたいです!この本を読んで一番感じた事は、医療保険には入ろう!!という事。早速資料を取り寄せました。リアルな内容で大事な事に気づかせてくれた松さんありがとうございました!(この本の後の作者の人生をたまたまネットで目にして、驚きました!すごいとしか言いようがないです!!!)

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    2018年04月15日