丸尾孝俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バリ島に住んでいる兄貴の考えがぎゅっと詰まった1冊。
兄貴はものすごおおく人を大事にしている。身の回りの人、自分を頼ってきた知らない人、分け隔てなく与えている。
○分け前は必ず仲間に与える。
○自分のことばっか考えないで人のことを考える。上司と呼ばれる人は自分のことをきっちりするのは当たり前。部下のことを考えて動く。
さらに上の上司にとって重宝だから課長に引き上げられたのか、部下のことを思って課長に任命されたのかによって、大きく違う。「部下からの支持率が高いから彼に課長させるべきだ」と任命したなら正しいけど、「こいつ何でも必死でこなしよるし、1人ででもやりよるから使い勝手ええわ」と選んでたら -
Posted by ブクログ
吉本ばななさんの、
人は腹を括った分だけ大人になっていく
という言葉に激しく同意する。
それだけ経験値が積まれ、その経験から人は強くそさて優しくなれる。
人生の流れで前から来たものはとりあえず受け、自分の力でくぐり抜けてみる これを私も繰り返していきたい。
そして丸尾さんの言葉で強く惹かれたのは
人に恩を貰えって返さないのはあかんということ。
人に信頼されて、お金が入ってくるためには、「人のため」を無意識に実践できることが何より大切。
これまで成し遂げられてきたこと、そして自分が成し遂げたことも全て先人が土壌を作ってくれたお陰。
それを履き違えること無く、感謝を伝承していく、素晴らしい日 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの丸尾孝俊って人、この本を読むまで知らなかった。
3歳で母親が家を出て、いつもお腹を空かせて万引きを繰り返し、暴走族を経て、学校は中学までしか行ってなく…
それでも、今はバリにものすごい不動産資産、数十件の自宅所有って、並大抵のことじゃないよね。
読んでるととにかく人情に厚い人だよね。
それは、幼い頃にコロッケを盗んで逃げた時に、そのコロッケ屋のおばちゃんに”明日も来るんやで”て言われたことが、原点になっているのかもしれない。
近所の貧乏な家でも、”うちで食べていき”ってよく晩ごはんを食べさせてもらってたとか。
いいなぁ。昭和の30~40年くらいはそんなもちつもたれつな社会があったんだね。