竹内義晴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世代間ギャップというのは、いつの時代もついて回ると思うので、そのことを現代的に説明してある。
世代間の特徴などはネット上にたくさん情報があるので、目新しいものはない。
その中で、どう強みを活かすのかについて述べてあるが、実際に述べられているように実施できるのか?という疑問は残る。
組織として達成すべき課題と、個人の個性にどう折り合いをつけていくのかはとても舵取りとして難しいところだとおもうが、この本を読んでもそう簡単には答えは導き出せない。
リーダーシップとマネージメントの中間的な内容の本。サーバントリーダーシップ的な思想の内容でした。 -
Posted by ブクログ
職場に新入社員が配属されることが決まったため、タイトルに惹かれて読んでみることに。
世代間ギャップや価値観の違いなど、職場でも実感することはあるが、その違いを埋めるための魔法は存在しないということがわかった。
Z世代を相手にするからこうしようではなく、結局大事なのは相手を理解するためのコミュニケーションという話。
そのためのコミュニケーションのヒントについて学べる本だった。今年読んだ他の本と通ずる「聞くこと」の重要性がこの本でも触れられていて、納得感はあり。価値観に対して、間違った捉え方をしていないか内省しながら事実に対しての解釈を丁寧にすり合わせていく。時間はかかるし、労力もかかるけど、人と -
Posted by ブクログ
世代間の一般的な意識の違いの話もあるが、これは実践の場では「一般常識として、世間にはこれぐらいの意識の色合いの幅があるのだ」と知っておくべきという程度のものとして受け取った。
そのうえで、コミュニケーションが問題を孕むのは、情報の削除(全てを伝えきれない→全てを把握できない)、歪曲(解釈が人によって違うし、合理的でない解釈も容易に持ちうる)、一般化(全てそうだと決めつけてしまう)が要因であるのでこれらを解消するように丁寧に相手の理解と信頼の醸成、適切なアドバイスを行っていくべきだという。ここは納得。
そのためのスキルとして、まず「傾聴」し、「質問」することで相手を理解し相手の課題認識についての -
Posted by ブクログ
40代管理職です。
Z世代の部下が変わらないのであれば、こちらが変わらなければならない。と、改めて思わせてくれる本。
ただ、ある程度そのあたりを意識できている人には少将物足りない本かもしれない。
スキル、ノウハウに関する内容は薄く、導入の概念的な部分が多いようにも感じた。
とはいえ、1on1の中でのヒアリングの仕方はトライする価値あり。共感せず、復唱し、まとめていく。自身は喋りすぎる傾向にあるのでやってみようと思う。
また、主題とは逸れるが、コミュにと言うものの言語化がされていたのは良かった。
コミュニケーションは削除が起きている。
その削除を聞くことが重要。営業をしていてコミュニケーシ