横浜市立みなと赤十字病院の耳鼻咽喉科でめまい患者を診ておられる先生の本。めまい体操といえばエプリー法が有名だけども、この本では先生独自に考案されためまい体操を紹介されている。視線を左右に動かすもの、布団に横になって頭を左右に動かすもの、振り返る動作で頭位を動かすもの、立って足踏みをするものなど、エプリー法よりも簡単に取り組めそうだと感じました。
ただ、そのめまい体操が開発された経緯、どうして各々のめまいに対してそのめまい体操が有効なのかの背景説明がこの本では記述がないので、作用機序を詳しく知りたいところです。