駒村吉重のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近になって、山田五郎のオトナの教養講座で知り、興味を持った本である。
藤牧義夫について、耳にしたこともなかったのだが、その作品が先ず素晴らしいのだ。構図の妙と、思い切りのいい線。地下鉄出入口から見上げた空の作品など、洗練されてて古さを感じない。
そんな才能溢れる若者で、徐々に世に認められつつあった彼がなぜ行方不明になったのか、否なったとされているのかについて書かれている。関係者が亡くなった今だから書ける丁寧な考察が非常に興味深い。読後、自死はあり得ないと思わずにはいられなかった。何があったのか?
小野が藤牧の才能を買っていたこと、彼に注目が集まるにつれ、小野自身の作品にも日が当たり出したこと