鈴木健夫のレビュー一覧

  • ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―
    痴漢えん罪に巻き込まれた人がどのような物理的環境、心理的状態に置かれるのか。
    痴漢を疑われた時点でどう対処すべきなのか。
    刑事司法全体に潜む問題点とは。


    今から約20年前の事件(平成10年発生)であるが、果たしてどの程度刑事司法は進歩したであろうか。
  • ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―
    事件や事故に巻き込まれて人生が一変することがある。交通事故や犯罪など大方は因果関係が明らかか被害者の立場の場合だ。ところが、痴漢冤罪の場合は様子が違う。身に覚えのないことで、それだけに有効なアリバイも主張できず、さらには「出るとこに出れば潔白が証明される」などと思ってしまう。そもそも、痴漢の取り締ま...続きを読む
  • ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―
    学生時代は満員電車通学だった為、よく痴漢には遭遇した。痴漢行為には憤りを感じるし、痴漢なんぞ警察に突き出してやりゃ良かったわと思う事もある。けれど、やってもいないのに「痴漢」呼ばわりされた場合、その相手の人生はメチャメチャになる。最近は女性も強くなって痴漢を突き出すことが「カッコイイ」「勇ましい」風...続きを読む
  • ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―
    痴漢冤罪の被害を受け、無罪判決が出るまでの法廷での戦いを本人と弁護士が語ったドキュメンタリー。

    痴漢冤罪は、映画「それでもボクはやってない」が公開されるなど一時話題になった。
    警察のでたらめさは以前から広く知られているが、その後「厚労省証明書偽造事件」での証拠捏造などで、検察も全くあてにならないこ...続きを読む
  • ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―
    恐ろしい冤罪事件。日本の警察は誰も信じていないのに、いまだに逮捕=有罪と錯覚させる報道と、それに従ってしまう様々な組織。たかが5万円の罰金事件を2年かけて冤罪を証明する。それにしても、権力による横暴、暴力はひどいし、冤罪が確定した場合で、それ以前の生活を取り戻すことが絶対にできない今の状況はひどすぎ...続きを読む
  • ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録―
    会社員、鈴木健夫はある朝の通勤電車で女性に突然「触ったでしょ!」と腕を掴まれる。

    潔白を証明するつもりで駅の事務室からパトカーに乗せられ警察署へ…

    その後のとんでもない理不尽な体験を描くノンフィクション。



    第一部が鈴木健夫氏本人による手記で、まず警察があの手この手で

    犯人に仕立てようとす...続きを読む