大野明子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出生前診断について興味を持ったので関連本2冊目。
こちらは、実際に産婦人科で生の現場に立つ著者によるもので、色んな理論をかざすでなくリアルな暖かさが伝わってきた。
何より、著者が出産を担当して、その後も交流を続けるダウン症児とその親御さん達の声。本書に出てくる人々は、皆まだ子どもが小さいこともあり、成人後の自立などの問題に当たっていないと言う点でまだまだこれからが大変なのであろうと思ったが、その事を差し引いても非常に心打たれるものがあった。
何より、ダウン症児の親となった人達の人となりの立派さ、というと語弊があるかもしれないが、愛して育てていくことを決めた人の強さを見た気がした。
彼らはかわい -
Posted by ブクログ
出生前診断について興味を持ったので関連本2冊目。
こちらは、実際に産婦人科で生の現場に立つ著者によるもので、色んな理論をかざすでなくリアルな暖かさが伝わってきた。
何より、著者が出産を担当して、その後も交流を続けるダウン症児とその親御さん達の声。本書に出てくる人々は、皆まだ子どもが小さいこともあり、成人後の自立などの問題に当たっていないと言う点でまだまだこれからが大変なのであろうと思ったが、その事を差し引いても非常に心打たれるものがあった。
何より、ダウン症児の親となった人達の人となりの立派さ、というと語弊があるかもしれないが、愛して育てていくことを決めた人の強さを見た気がした。
彼らはかわい -
Posted by ブクログ
学校の「死生学」の授業の時に、先生から読むことを勧められた本です。子供がいる私には、涙があふれてとまらなくなりました。
生まれてくる自分の子供が障害児だったらどうしよう・・・育てられない・・・と思うのはしようがないことだと思います。そして、育てられないから、生まれてくる子供がかわいそうだから事前に検査をして(出生前診断)障害児になる可能性が高ければ中絶してしまおう、と思うのもしょうがないのかもしれません。でもこの本を読んで、この世に誕生したすべての子供が、母親のお腹の中で10ヶ月育ち、生まれてくる力を持っていた事実を感じることが出来ました。
子供が生まれるって、生まれるだけですごいことなんです -
Posted by ブクログ
学校の「死生学」の授業の時に、先生から読むことを勧められた本です。子供がいる私には、涙があふれてとまらなくなりました。
生まれてくる自分の子供が障害児だったらどうしよう・・・育てられない・・・と思うのはしようがないことだと思います。そして、育てられないから、生まれてくる子供がかわいそうだから事前に検査をして(出生前診断)障害児になる可能性が高ければ中絶してしまおう、と思うのもしょうがないのかもしれません。でもこの本を読んで、この世に誕生したすべての子供が、母親のお腹の中で10ヶ月育ち、生まれてくる力を持っていた事実を感じることが出来ました。
子供が生まれるって、生まれるだけですごいことなんです