浅野隆広のレビュー一覧

  • 入り婿侍商い帖(一)
    作者も知らずあまり自分で選んで読まないタイプの本。でもドキドキハラハラあり、関東の地理と商業の知識も得られて、グイグイ惹かれて読み終わった。それにしてもシリーズ本の数が多いことに今気づき、果たして全部読めるか不安。
  • 入り婿侍商い帖(一)
    武家の次男から米商人へ婿入りし、商売への妨害や闇米事件に巻き込まれて行く。
    家付娘の嫁にも過去に大きな傷があってと問題山積みなシリーズ。

    出世商人の文吉とはまた違った身分、生立、性格の主人公が楽しみです。
  • 入り婿侍商い帖(二) 水運のゆくえ
    角次郎は、祖父の法事に妻と義父と出向いた。
    父も母も嬉しそうだ。
    小口の貧乏人にも、分け隔てなく米を融通するので、今では遠い場所からもわざわざ大黒屋に米を買いに来る人で、朝から列ができる毎日だ。
    このままでは、倉の米がつきてしまう。
    新しい仕入れ口を探さねば。

    菩提寺の改修に伴い、寺では広く寄付を...続きを読む
  • 入り婿侍商い帖(一)
    千野隆司さんのシリーズ。
    今回も物語の中には江戸の経済という情報が豊かに織り込まれている。

    跡取りの嫡男の他は、部屋住といい、婿の口がなければ
    一生仕事にもつけないそんな身分。
    たった1年の違いでも兄は兄。
    角次郎は、ゴロ月に絡まれていたつき米屋の大黒屋を助けた。荷物の米の産地まで言い当てた角次郎...続きを読む
  • 入り婿侍商い帖(三) 女房の声
    遂に横流し米と、闇米で作られた地酒の事件が解決に。
    角次郎とお万季は本当の夫婦に。
    の上々吉の第3巻。
    今回も角次郎は大活躍!
  • 入り婿侍商い帖(二) 水運のゆくえ
    時代小説の、ミステリ。
    悪は懲らしめられるのだろうな、という安心感を持ちながらも、ページを繰る手を止められませんでした。
  • おっとり若旦那 事件控(一) 大江戸世間知らず
    寛永年間(家光の時代)、放蕩が祟って勘当された若旦那が仲間たちと繰り広げるドタバタ時代劇。予想外に面白かった。言葉づかいが多少気になるところもあって興ざめるかと思いきや、立ったキャラ達のおかげでエンタテインメントの世界に引き込まれました。
  • 入り婿侍商い帖(二) 水運のゆくえ
    縁あって旗本の次男だったが搗き米屋の婿となった角次郎。不作により米が手に入りにくくなっていて舅と共に頭を痛めていた。そんな時角次郎は仕入れの為に出かけた関宿で米の横流しの疑いをかけられ牢に入れられてしまう。
    悪どい米問屋との争いや、言葉を発する事ができず未だ打ち解けあっていない妻万起との関係など様々...続きを読む
  • 入り婿侍商い帖(一)
    旗本の次男角次郎が婿入りしたのは夫婦と一人娘、小僧一人という小体なつき米屋。だがその娘はある事件が元で口がきけなくなっていた。そしてまた店も立ち退き話を断ったことが元で陰湿な嫌がらせを受けるようになっていた。角次郎は店を守ることができるのか、またなかなか馴染んではくれない妻とも馴染む事ができるのか。...続きを読む
  • 入り婿侍商い帖(三) 女房の声
    第三弾
    前巻で未解決の関宿藩の不正、佐柄木屋の嫌がらせを取り除く為にも、
    しかし、相手側の方が上手?、胸騒ぎのお万季は一人で現地へ、彼女の機転と、旧友同心の探索のおかげで相手を!
    お万季も声を取り戻し、新たに米屋組合?が立ち塞がるのか?
  • 入り婿侍商い帖(一)
    春米屋の養子に入った旗本の次男角次郎、苦労は覚悟の上だが想像以上に問題が、更に義父の思惑と、問題を抱えた若妻、
    陰湿な競合相手?と闘いながら米の買い付けに、資金繰りを急いだ義父は敵の罠に
    妻の機転で乗り切るが、手先は相手に惨殺
  • 入り婿侍商い帖(二) 水運のゆくえ
    第二弾
    新たに米を仕入れるために関宿藩領へ、闇米商いの連中に間違えられ投獄、義父と妻が窮状の助っ人に、身代わりに牢へ
    今回で勘定奉行親子は潰したが、背後の大物までは行き着かなかった!
  • 入り婿侍商い帖(一)
    最初はおもしろかったけど、読みにくい。逃げた男を追うのにあっちいったりこっちいったり、結局逃げられて…。みたいな余計な描写が多いので、最後のほうはそういう気配を感じたら流し読みになってしまった。いいひとが出てこないのも疲れる。登場人物もすごく多い。他力本願なところも気になる。剣の達人みたいな出だしだ...続きを読む