森澄雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
入門書、通史の類はたくさんあるけれど、
グッとくるものは少ない…
きっと、客観性を重んずるあまり、著者本来の
志向が薄められているせいじゃあないだろうか。
本書は、かっこうの入門書であるように思った。
著者は真摯に俳句に対峙しながら、自身を見据えている…
それが、ひしとつたわってくるから、心揺さぶられるんだと思う。
あからさまに語ることのはずかしさ…その一方の熱い気持ち…
こんなエピソードが紹介されている…
―おのれをかえりみる暇もなく、あわただしく過ごした。
少しうそ寒くむなしい思いがある…(テレビの対談で)…
高峰秀子が「忙しいってはずかしいことよ」といった言葉が、
いた