白山宣之のレビュー一覧

  • 地上の記憶
    名前のみ知っていたが作品をまとめて読むのは初。この世代の漫画家は、画力・シナリオ・構成・テーマなど現在ではほとんど分業化されている要素をほぼ個人で担っていた、それが当然であったことを再認識する。
  • 地上の記憶
    生活の感覚。 普段読まない類の作品で、静かな話がならぶ。 それぞれの話は書かれた年代もモチーフも大きく異なり、作者の個性を作品に出すというより、 リスペクトする作品があって、その作品に使われる技術を徹底的に研究し、 我が手に宿した上で書かれているような感覚を受ける。