白山宣之のレビュー一覧

  • 幻の花 白山宣之傑作集

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    ニューウェーブの作家として語られることの多い白山宣之の珠玉短編集。単行本初収録となる3作品を含む全12篇を収録しており、どれも現実と幻想の境界が曖昧で、どこか郷愁を誘う夢のような世界観が魅力的である。読者が自然と時間の流れを補完していく映画的な演出は、大友克洋にも通じるものがあり、とりわけ「リボルバー」でライフルの照準を用いたコマ割りの卓越さには圧倒された。また、『宇宙大怪獣ギララ』というB級映画さながらのタイトルでありながら、中身は終始人物描写に徹しているのも見事。寡作でありながら、後世に多大なる影響を与えた漫画家の一人。実に素晴らしい。

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    2026年08月06日
  • 地上の記憶

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    名前のみ知っていたが作品をまとめて読むのは初。この世代の漫画家は、画力・シナリオ・構成・テーマなど現在ではほとんど分業化されている要素をほぼ個人で担っていた、それが当然であったことを再認識する。

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    2013年02月17日
  • 地上の記憶

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    生活の感覚。 普段読まない類の作品で、静かな話がならぶ。 それぞれの話は書かれた年代もモチーフも大きく異なり、作者の個性を作品に出すというより、 リスペクトする作品があって、その作品に使われる技術を徹底的に研究し、 我が手に宿した上で書かれているような感覚を受ける。

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    2018年12月17日