前島幹雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
家についていっていいですか、に著者本人が登場して知ったことがこの本を読んだきっかけ。
ラクダとともに歩き、旅をするなかでラクダに語りかける言葉が多い、冗長だけど、日記の中に哲学的な表現がでてくるところがおもしろかった。
「暑くて眠い。1日ぼんやりゆっくり過ごしたい」と休んでいたい誘惑に駆られる。冒険者は何より勤勉でなくちゃいけない。
「あー水が豊かにあると言うのはなんと人間の心を誇らしげにするんだろうと。水がキラキラキラキラ光って大地に還元されいつの間にか集まってきたラクダ、ドンキー、ヤギ達が汲み上げられた水を貪るように飲んでいる。その姿を眺め溢れ出る水を満喫する。」
「貧富の激しいサハラの貧