わぐりたかしのレビュー一覧

  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    語源の地へ旅する旅行記みたいなものだが、日本語のルーツも分かり、旅をした気分にもなって、とても面白い。

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    2014年01月27日
  • ぷらり日本全国「語源遺産」の旅

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    言葉の語源を探す旅の本。語源が分かってものすごくためになるし、実際にその地へ行ったような気になれる詳しい描写が面白い。シリーズ化希望。

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    2013年11月18日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    先日、たまたまスイッチONと同時に、NHKの論点というお堅い番組が映って、著者の放送作家である、わぐりたかし、が自著を紹介するという趣向で始まったので、つい興味を惹かれて見てしまいました。言葉の語源がどこかの地域・場所に特定されるということに絶大な興味を抱いてしまいました。

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    2011年07月19日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    語源の旅。旅行誌の企画だったそうで、堅い言語学や民俗誌の話ではなく、街並や風情、そして甘味中心に名物が紹介されていて楽しめた。

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    2009年10月07日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    語源を求めて全国の旅。面白い。ただ、確かな裏付けに弱いかなというのもある。「つつがなく」はツツガムシではないよなあ。聖徳太子が「恙なしや」と使った時点では、ツツガムシの文献はないそうなので。もののけ姫に出てくる「たたら」のふいごを「地蹈鞴」(じたたら)と言い、悔しがる時の動作とその地蹈鞴を踏む動作が似ていることから「地団太を踏む」という言葉ができたというのは説得力がある。
    急がば回れ のろま うやむや やばい どたんば くだらない へなちょこ ごたごた 二の舞 火ぶたを切る どろぼう ごり押し あいづちを打つ らちがあかない あとの祭り 縁の下の力持ち ひとりずもう うだつが上がらない うんと

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    2022年10月26日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    ネタバレ

    「九十九」は、「あと1つ『つく』と、『も』(百)になる」から「つくも」と読む……そんなことを何かの本で読んで感動しまくっている、その程度の僕よりもはるか上を行く「語源狩り旅行記」がこの本だ。

    皆さん、「ゴリ押し」って、単に「『ゴリ』と音が鳴るほど無理な押し方をする」くらいに考えてません? ほな、なんで「ズリ押し」でも「ギリ押し」でもなくて「ゴリ押し」になったのか。そして、「ゴリ押し」を使い始めた場所が日本のどこかにあるはずだ……と、著者のわぐりたかしさんはそれに対して常にアンテナを張っている。辞書に「××県○○町の□□釣りが起源」と書いてあったとしたら、それを確認すべく、その○○町まで旅に出

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    2022年03月25日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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     月刊「プレイボーイ」に掲載されたインタビュー8編を本にしたもの。被取材者8人は、個性的で存在感のある一匹狼で起訴休職中の人、服役中の人も含まれる。雑誌に掲載されたものであるが、1編1編の分量が多く、著者が十分な準備に基づいて内容の深いインタビューをしており、興味深い内容に仕上がっている。必ずしも悪党とはいえない魅力的な人物の言う「金言」が詰まった著作といえる。

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    2018年12月08日
  • ぷらり日本全国「語源遺産」の旅

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    ちゃんと現地に出向くのはいいと思う。

    持ってる本では湖西線のルビに(こさいせん)ってふってたのがきになってしまった

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    2017年06月16日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    本書で書かれている語源遺産は、
    急がば回れ
    ごたごた
    らちがあかない
    ひとりずもう
    あこぎ
    縁の下の力持ち
    つつがなく
    あとの祭り
    どろぼう
    関の山
    うやむや
    あいづちを打つ
    もとのもくあみ
    チンタラ
    ごり押し
    お払い箱
    うだつが上がらない
    うんともすんとも
    火ぶたを切る
    のろま
    大黒柱・醍醐味
    二の舞
    地団駄を踏む
    です。

    語源ハンターの旅、相変わらず面白いです。
    地元の人も、『語源ハンターの旅でやって来ました』と言われてそのまま信じるのもすごいと思います。僕だったら、『は?何ですか、ソレ?』と穿った見方をしそうです(笑)
    僕の評価はAにます。

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    2015年11月14日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    自称・語源ハンターが、様々な日本語の起源となった土地を訪ね、体験を交えながら調査する。これぞ民俗学研究の原点だろう。収録されているのは23の語源記で、全国いたる所へ東奔西走。最後の章が、奥出雲でのハンティングで、本のタイトルにもなっている。語源説はひとつではないのだけれど、地団駄の最有力説が「たたら」製鉄にあるとははじめて知った。

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    2014年05月08日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    ネタバレ

    故事成語の由来を紹介する本ではあるけど、それを紀行文にしているところが良い。
    ルポルタージュとして楽しめるし、作者の広範囲な知識(雑学?)が散りばめられているので読んでて飽きない。
    何より、旅行ガイドのような側面もあるのが楽しく、一章の量も手ごろで楽しみながら読めた。
    連載された文章をまとめたようで、若干ダブるところもあるが、それにしても楽しく、続編期待。

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    2014年04月12日
  • ぷらり日本全国「語源遺産」の旅

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    語源を巡る旅…というよりも、語源放浪記という印象を受けました。
    普段使用している言葉の語源がわかり、ほーっと思うものもありましたが、著者の方が旅自体を愉しんでいる空気が伝わる作品と感じました。

    自分も、旅したくなりました(笑)

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    2013年10月10日
  • ぷらり日本全国「語源遺産」の旅

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    既に知られている語源の由来でも、実際に足を運んで思いを馳せる著者の行動力は凄まじいというか、羨ましいものがあります。語源の旅に限らず、こうした全国津々浦々を見聞してみたいです。

    個人的に気に入ったものはタニマチのエピソードです。世のため人のために尽力した薄恕一先生の功績は大きく、人柄に惹かれました。

    言葉は時代を映す鏡と言われていますが、語源遺産を発掘することで、当時の歴史を掘り起こし、人々の文化や慣習を垣間見れ、民俗学とは違った味わいをもたらしてくれます。
    僕の評価はAにします。

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    2013年09月03日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    トーンが軽かったので大丈夫かなぁと最初に思ったものの、読み進めるうちにけっこうハマってしまった。元々この手の語源とか気になる方なので、テレビ番組を作る感覚でエンタテインメント性も取り入れつつまとめているところがまた秀逸。
    もちろんすべてがそのものずばりでなかったり諸説あるのはやむをえないわけで、それでもなんとかまとめているあたり、他にもいろいろ知りたいと思わせます。

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    2013年08月16日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    語源、地名って面白い!
    だけど、市町村合併などで大事な歴史が失われつつある。郷土を愛するって何ですか?適当な理由つけて新しい地名つけても歴史の裏付けない以上、ムイミですよ。

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    2013年08月15日
  • ぷらり日本全国「語源遺産」の旅

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    ≪目次≫
    「べっぴん」「やぶ医者」「十八番(おはこ)」「トロ」「タニマチ」
    「春一番」「折紙付き」「太鼓判」「金に糸目を付けない」「ぎょっとする」
    「ろれつが回らない」「銀ブラ」「感謝感激」「うんたらかんたら」
    「濡れ衣」「しっぺ返し」「完璧」
    ≪内容≫
    目次を今回は「語源探索」した言葉で表したが、実はこれ以外にも
    語源がたくさん書いてある蘊蓄本です。賢くなります。
    特に「タニマチ」の薄先生、「感謝感激」の「常陸丸」の話、「濡れ衣」の
    2番目のエピソード(これは重い話です)が印象に残った。
    「流行語」が語られるが、人口に膾炙した言葉も、実はルーツがあり、
    使った人物がいるということ。

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    2013年03月28日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    ことばが生まれたと言われる土地におもむいて、語源の謎に迫る旅行記。

    あとがきも含めると、本書で取り上げられている言葉は28個。それぞれに語源があり、一つ一つのエピソードが面白い。ただ語源を調べた、という内容ではなく、現地に行くというスタイルが非常にユニークで自分もこのような旅をしてみたい気にさせてくれる。改めて日本語の奥深さに触れられると思う。「ごたごた」の語源探訪の話が個人的には一番へぇーと思った。

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    2013年01月04日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    「語源ハンター」と自称する筆者が、普段何気なく使っている言葉にゆかりがある場所を求めて、ニッポン各地を東奔西走。「なるほど」と「へぇー」が詰まった旅行記である。

    「語源が知りたい」と思うことはしばしばだが、自分の場合は、辞書やインターネットでさらさらっと調べて終わりにすることが多い。
    本書の筆者はそれでは飽きたらず、様々な言葉がどのような風俗や習慣、伝説や逸話から生まれたのかを、実際にその「土地」に行って見聞きしている。
    土地の人の話を聞き、伝統芸能や祭祀を見学し、遺跡や名勝を訪れ、そしてお楽しみ、名物を味わう。ディープな旅を通して、言葉が生まれた背景を知り、時には現在の使われ方が当初とは違

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    2011年10月14日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    [ 内容 ]
    語源現場主義にもとづいた“完全体感型・語源本”。
    ことばが生まれたといわれている土地に実際におもむいて、探偵気分で語源の謎を調査・推理・解決!?。

    [ 目次 ]
    急がば回れ
    ごたごた
    らちがあかない
    ひとりずもう
    あこぎ
    縁の下の力持ち
    つつがなく
    あとの祭り
    どろぼう
    関の山〔ほか〕

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    2011年04月09日
  • 地団駄は島根で踏め~行って・見て・触れる《語源の旅》~

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    けっこう面白かったです。ただ、あんまり有力じゃない説を取り上げていることも多く、最後にはこれこそ真の語源だ!という感じでまとめられていることが多かったのが気になりました。しょうがないのかな?
    1つの言葉の分量とかもちょうどよく、なんとか飽きずに読むことができました。

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    2009年11月08日