小浜杳のレビュー一覧

  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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    恐怖に駆られると、大きく見えたり近く感じたりする。
    手が先にできて、それを使いこなせるように、脳が発達した。
    VRを通すと、知覚に変化が出る。
    稲作の地域は協力しないと米が作れないので、協力的。逆に麦やとうもろこしを作っている地域は、それほど協力しなくてもなんとかなるので、個人的。

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    2025年01月15日
  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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    暗黙知とは、どこか交わらないのが面白い。生命現象としてよりも、人権や集団認知の有り様に主軸があるのかな。
    ガットフィーリングや、流暢性の話は、交わってもよさそうだった。

    フェイクニュースと身体化の話は、今の兵庫、立花事件そのものだな。もろブルシッターだもん。経験則によるコスト低減化を採用してしまう、真理の錯誤効果。

    古来の日本文化は、うつ病対処の末に確立してきたのかもとも、思った。そうでもしないと、やってられないと。和歌や短歌への無常観を写す感性などね。

    末期の京都も住みヅラかったのだろうな。
    帰属から外れる、現代の寄るべ無き民、ネット民か。

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    2024年12月24日
  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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    ヒトが認知している「ものごと」は、外界を忠実に映し出したものではなく、なんらかの偏りを経た結果であることを書いた本。
    まあ「バイアス」なのだが、この語は特定の偏りについて用いられる傾向があるので適切なのかわからない。
    本書は「アフォーダンス」についての本だと述べるのが適切なのだが。

    特に面白いのが身体の状況によってヒトの認知が変わってくるということ。
    坂道がどれほどの角度だと思うかは、坂の登りやすさによって異なる(元気な体育会系は緩やかな角度を答え、高齢者や身体の不自由な人は急角度を答える)。
    その一方で自分の身体で角度を示すと誰もがかなり正確な回答をする。

    このように、大脳を経由した「考えた結果」と、半ば反射的ともいえる「身体反応」に乖離があることの事例はほかにも紹介されている。
    脳外科手術によって脳の一部が傷ついて視覚に損傷を受けた人についての報告。目の前のペンを識別できずぼんやりした円と認識しているのに手渡されたペンを正確に受け取ることができたり、障害物のある場所できちんと障害を避けながら歩けたりする事例があるという(つまり、脳内で映像化する機能とは別の機能が生きているということ)。

    大脳を経由した認知は、外界を忠実に映し出したものだと思いがちだがそれは思い込みだという話だ。
    身体だけでなく、感情や社会条件によっても左右されることを述べていく本であるが、身体について述べたところが私は面白くって、後半はそれほどではなかった。

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    なお、個人的に面白かったのは
    「単語の音とそれが表す意味とは互いにつながりのない恣意的なものであり、記号表現シニフィアン(単語とその発音)は、記号内容シニフィエ(それが言い表す対象物や概念)とは無関係であるという…ソシュールが祖になった構造言語学」
    の伝統的な考え方に真っ向から対立するという主張である。
    それは次のものだ。
    ●「小さい」を表す形容詞は閉じた口の形で発音される⇒little、tiny、petite、chiko(スペイン語)、peti(フランス語)、ミクロス(ギリシャ語)、チイサイ(日本語)
    ●「大きい」を表す形容詞は開いた口の形で発音される⇒large、huge、humongous、gordo(スペイン語)、grand(フランス語)、マクロス(ギリシャ語)、オオキイ(日本語)
    この主張の真偽はわからない(サンプルが少なすぎる)けど、興味深い。

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    2024年11月02日
  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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    本棚に追加するかとても迷うけど読み返すことがなさそう…でも人に勧めたいしすごくいい本だ悩ましい。4.5にしたい。

    発達(赤ちゃん)や子育て、差別など主観と知覚をテーマに取り上げられていてどれも興味深い内容だった。翻訳が読みやすいのもだいぶ救いになっているありがたい。。

    あなたが世界を見ているのではない。あなたが見ている世界を見ているのだ。

    客観視なんて概念はないのかもしれない。みんな見え方考え方が違う。生きていればなんとなくそれは分かるけれどこの本を読むと明確に違うことがわかる。全てが違う。怖くもあるが面白くもある。

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    2024年09月04日
  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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     人の知覚、感情、思考は、脳だけでなく、自らの身体的特徴、今いる環境、育ってきた文化に大きく依拠することを心理学的知見からわかりやすく解説する一冊。
     いわゆる決定論の立場に連なるが、宿命論ではなく、人の感情・思考もまた同じように外部の影響を受けて変われる、ということを明らかにしてくれる。
     昨今、AI(人工知能)が進化し、人間も「脳」の重要性がクローズアップされるが、身体、環境、文化の影響を受けるかどうかで、AIと人間とは決定的な差異があると感じた。

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    2024年02月26日
  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念

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    ネタバレ

    「私たちは、所有という悪魔に取り憑かれている」

    「どうしたらもっと獲得できるかではなく、どうしたらいま手にしているもので幸せになれるか」

    「必要なのはもっと多くのモノではなく、いま手にしているものの価値にきづけるだけの十分な時間」

    所有について心理学や法学、歴史学、社会学、行動経済学、しんか生物学、文化人類学、哲学などなど
    様々な幅広い分野で検討される
    様々な例が載っていてわかりやすいけれども、なかなかな量、、、(^-^;

    「所有の追求が幸福に結びつかない」

    全ては”足るを知る”という事が、自分にも地球にも優しいと言う事なのかも知れない
    今こそ1人1人が考えなくてはならない局面に来ているのだと思う

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    2023年07月12日
  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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    二足歩行で行動範囲が広がり、知能を得た人類だが、社会との関わりから逃れられず、自らの知覚する範囲でしか理解できない。
    満腹なら寛容になるし、寂しいと死ぬ。赤ちゃんはかわいい、外人の見分けがつかないのは多様性が無い環境にいたからでしかないし、大体上や右は良いものだ。
    科学の本ではあるが、著者の具体例が分かり易い。
    常識は偏見でしかない、というのを自覚する必要はあろう。

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    2026年06月08日
  • 人はなぜ物を欲しがるのか 私たちを支配する「所有」という概念

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    人はなぜモノを欲しがるのか?本書は心理学、進化学、行動経済学など多角的な視点からその本質を解き明かしています。
    所有欲には自己効力感・自己投資・心理的独占権といった要素があります。私たちは幼児期から自分のモノの所有権を主張したり、分かち合うことを学んだりして社会性を身につけているので、生存に根ざした本能だということがわかりました。

    厄介なのは「手放すこと」。所有物は「自己の延長」であるがゆえに、失うと「離人感」を伴う痛みになります。本書では、さずかり効果・現状維持バイアス・快楽順応が執着の正体として挙げられています。また「プロスペクト理論」によれば、人は得る喜びより失う痛みを2倍感じてしまうといいます。「汚部屋」や「溜め込み症」になってしまう人は、こういった感覚を刺激されているのかもしれません。

    私も本や服が捨てられず、本棚やクローゼットを圧迫しています。本書を読むことで、手放しのヒントになればと思いましたが、損失回避の痛みは「誰かに譲る」というシステムで「与える喜び」へと転化できるようです。メルカリやリサイクルBOXを利用することで確かに多少気分は和らぎますが、またものは増えていき、手放す苦しみを味わうループに...ぴえん

    結局、入口である「モノを買わない」ことが一番手っ取り早いのかなと思います。幸い物価高で消費を煽られる浪費時代は過ぎつつあります。本当に必要なものを吟味し、長く使うのが理想です。大量消費を見直し、モノを少なく、コトを豊かに。そんな暮らしで残りの人生を充実させていければと思います。

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    2026年04月08日
  • 超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。

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    思考法大全のようなもの。冒頭に「人生や仕事において直面する悩みや課題のほとんどはすでに誰かが解決法を見つけている」とあり、本書ではメンタルモデルと呼んでいるが、そんな物事を考えるときの手がかりになる概念の枠組みを体系化している。思考のケースごとにまとめられているので、自分の引き出しに少しでも持っておくことで様々な場面でヒントになりそう。

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    2026年03月06日
  • 超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。

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    著名なプログラマーの著書で、読んで役だったとあったので手に取ってみた。

    メンタルモデルという、フレームワークのような仕組みが膨大に紹介されている。簡単な導入部なので、辞書を読んで興味をもつのに近いと思う。

    レコメンドありの世界では、興味がないことに触れる機会は少なくなっていると思うので、価値観を広げたいひとにはマッチするかもしれない。

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    2025年09月19日
  • 超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。

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    色々な考え方、パターンを辞書的にまとめたもの。
    すべてを頭に入れて適切に使えるとよいと思う。なかなか難しいが、頭の片隅に入れておきたい書籍。

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    2025年06月29日
  • なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学

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    ネタバレ

    思考が世界を理解するのでなく、肉体(五感)の知覚が思考に大きく影響する。
    逆に知覚を反応させることで思考に影響を与える(偏見やバイアスを増減する)ことができる。
    自分の中にある偏見は、人類の先祖がどのような暮らしをしてきたかによって現代まで伝わっているというのはちょっと眉唾だが一定の説得力はある。

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    2024年10月04日
  • 試験にパスする画期的テクニック : 記憶力の世界チャンピオンが明かす18の秘訣

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    絵のようなイメージで関連付けて覚えるのを良しとする方法が紹介されている。
    ただ、著者は元々凄い人のようなので、
    それが自分に応用できるのか僕自身は自信がない。
    たまに覚え方の例で、語呂合わせみたいなのがあるが、
    英語なので日本語母語話者は日本語の語呂合わせを考えた方が良いと思う。

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    2009年10月04日