いかりや長介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本は、ホント読んでいて楽しかった。
「八時だヨ!全員集合」を見ていた頃のあのワクワク感が、即座によみがえってきましたね。あの平和なひと時(笑)。
バンドマンとしてのドリフターズを知っている人は、相当なドリフツーでしょう。私にとっては、100%が爆笑コントのドリフです。
クレイジーキャッツなら、多少なりとも演奏しているシーンは見たことがあったし、演奏のテクニックにも凄みみたいなものを感じましたが、はっきり言ってドリフが演奏しているところは見たことがない。だけどYouTube探せば、ウッドベースを弾く渋い長さんを見ることができる。
いかりや長介、加藤茶、仲本工事、荒井注、高木ブー、ドリフの各メンツの名前をああいう呼び名にしたのは、ハナ肇だったんですね。
・・・というように、ドリフにまつわるいろいろなエピソードや事件が、長さんの口から語られる。
本書は、ショートショート形式で、まるで一つ一つが、コントを見ているようでもある。
その最初の最初、始まりが、「注さんへ」というタイトルで、荒井注のお葬式の話からだ。長さんは注さんことが、大好きだったようだ。注さんのことを語る部分がなぜか熱い。
カトちゃんの笑いをつかむ間合いは絶秒だったようだ。それを長さんはリズム感といっていたと思う。彼はドラマーとしての優れたリズム感をお笑いに十分活かしていたわけですね。
そして、長さんを長さんたらしめたおやっさんのことを語るとき、長さんはもっとも熱いかもしれない。 -
Posted by ブクログ
この人が亡くなったときはすごい衝撃を受けた。
物心ついて、しっかりと自分でテレビで見て、ちゃんとその活躍を目に焼き付けた「有名人」が亡くなってしまう衝撃は、この人が初めてだった気がする。
といっても自分の物心ついてからなんて、もう大御所みたいな感じあったからずっとその活躍を見てきた親世代とはまた違った見方だったんだろうけど。
まぁそれでもやっぱり子どもながらにこの人のことは好きだった。
コントはもちろん子どもにも分かりやすいし、
晩年の俳優業なんて年々鬼気迫るものがあったよね。
なんで今この人の自伝を読もうと思ったのかは分からない。
けど、読んで良かった。
ものすごい一生懸命な人だな、と思った。
それに謙虚な人だな、とも。
自分なんか何にもできない、とか
3流とか4流とか素人とか、
とにかくまぁ自分(たち)のことを謙虚に言うくだりが多かった。
でもそれってたぶんすごい大事。
自分の強みは何かってよく言うけどね、強みなんてそんな簡単なことじゃない。
自分にできることを見つけるってのはつまり、自分にできないことに向き合うこと、だと思う。
自分に何ができないのか、それにちゃんと向き合って、
それでじゃあ今目の前にあることに必死に食らいついていくためにはどうしたら良いんだろう、
そういうことをいつでもどこでもずっとやってきた人なんだと思う。
すげえなあ。
ドリフのコント、見たくなった。
それに出演ドラマも。
(鬼気迫る、なんて表現したくせに「踊る大捜査線」は見てないです。すみませんでした。見ます。)