赤瀬川原平のレビュー一覧

  • 新解さんの謎

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    面白ろ過ぎ!新明解国語辞典の 面白く楽しい解釈に、ニヤニヤ笑っ
    数え方や、女性の表現に?この辞書編集者は 一体何者?と 思わず 笑ってしまう 1冊
    何度読んでも楽しい!!
    辞書が読みたくなります

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    2025年10月06日
  • 四角形の歴史

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    「?」と思ったこともないようなことに疑問を持っていること、またその疑問に読者が興味を持って読み進められるように構成されているところがすごいと感じた。絵と文字の配置も面白く、歴史のようなものを語っていても長々と話しているなぁという印象はない。気づいたら読み終わっているほど引き込まれていた。

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    2025年05月07日
  • 四角形の歴史

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    毎度毎度面白いし、絵本という構図上、純粋な気持ちで読み進められて楽しい。書店をあちこちまわって見つけられなかったが、個人書店に置いてあってすぐに手を伸ばした。

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    2025年04月20日
  • 新解さんの謎

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    ワタシのスマホに大辞林と新明解がある。
    試しに「足」を引く。
    【大辞林】
    「ーを組んで椅子に座る」「ーに合わない靴」
    【新明解国語辞典】
    「すらりとしたーの長い女性」
    ーを取られる(道がぬかるんでいたり、酒を飲みすぎたりなどして、うまく歩けない)

    スマホでも実感国語辞典なのだった

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    2024年09月30日
  • 自分の謎

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    子ども向けに書かれた哲学書はいつも気になる

    小説はたまにボーっとしながら読み進めて
    途中なんだかよく分からないところがあったとしても
    まあなんとなく話は分かるけど
    こういう本では1行たりとも気が抜けない

    進んで戻って
    薄くて字も少ない本なのに
    読み応えあり

    ああこういうこと考えたことあるなと思いつつ
    かわいい絵も楽しめる

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    2022年11月26日
  • 四角形の歴史

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    2022.08.30~08.31

    小学生の時、担任の先生が算数の時間に、「点がいくつも集まって線ができる。そして、その線がいくつも集まって、くっついて四角形ができる」と話していた。
    確かに、そうだな、と思っていたが、その歴史については考えたこともなかった。
    考えさせられることがさらっと表現されていることに、凄さを感じた。素晴らしい本です。読めて良かった。

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    2022年08月31日
  • 老人力 全一冊

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    ネタバレ

    赤瀬川さん、今回も救ってくれてありがとうございます。心の軽くなる一冊でした。

    老人力とはいわゆるボケのことだが、彼曰くこのボケで物忘れをすることでなにか新しい情報が入りやすくなったり、変に嫌なことを覚えてなくてよかったり、また身体がちゃんと動かないことでの力が少し抜けるとか、自分のミスで予定したことに空洞ができることでその空間に余裕ができたりと、見方次第で物事を面白おかしくポジティブに捉えている。

    またライカや侘び寂びも老人力の部類だとすると急に愛着の湧く存在になるからいい。

    老人力を余裕を生み出す良さがあり、ときには切なくも愛おしくも感じる力でもある。

    書籍の最後に関係者へのお礼を述

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    2020年05月12日
  • 新解さんの謎

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    本が好きな人はきっと好きな本。
    お腹抱えて笑いながら読んだ。
    始めの恋愛の話の所は「下ネタか…」と思っちゃうけど、
    その次の「馬鹿」でめちゃくちゃ引き込まれるから、そこまでは絶対に読んで欲しい。

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    2018年03月25日
  • 新解さんの謎

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    後半の紙がみも良かったけど、何といっても圧巻はタイトルにもなる前半部分。初赤瀬川作品だったけど、入門作として抜群の掴みでした。新解さん、こんなに面白いとは思っても見なかったです。というか、そもそも最近、国語辞典を引く機会が基本無いので、気付きようがないってこともあるんですが。とはいえ、たとえ受験生時代であっても、ここまでじっくり例文を吟味する習慣はなかったから、まさに驚きの連続。まさかの個人的主義主張の連発は、抱腹絶倒の面白さ。素晴らしかったです。

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    2018年03月22日
  • 新解さんの謎

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    面白すぎる、、表現、想像力、感受性の豊かさ、、!
    こんなに辞書に対して、愛おしさとか、感情移入とかしたことってあるだろうか。
    SM嬢(解説してくれる女性)のコメント。赤瀬川さんの優しさに、もう胸が熱くなる。笑
    そこまで新解さんに歩み寄ってあげるの?優しいでしょう!
    いろんな楽しみ方ができるし、
    元気がないときに読んだら、もう理由なく元気になります。

    ただ、ちょっと大人になってからの方が楽しめるかしら。。
    10代だとイマイチピンとこないかもな、、20代後半から?おすすめ

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    2016年12月30日
  • 新解さんの謎

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    路上観察学でもそうだけれど、日常のほんのちょっとした何かを面白がれるってとてつもなく魅力的。楽しいことは勿論だけど、楽しめる可能性があることに対して貪欲に楽しめるような余裕をもっていたいですなぁ。

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    2016年09月25日
  • 新解さんの謎

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    赤瀬川原平という人は,身近にあるものを楽しんでしまう天才だと思う.トマソンをげいじゅつにしたし,中古カメラの趣味に関してはウイルスに感染したことでライカを治療薬としてあてがうなど行動をもおもしろがっていたし.そんな視点で,身近な辞書を読んだらどうなるか.
    新明解国語辞典にあふれる,ちょっと変な解説にスポットを当て,おもしろがるのもまたこの人独特の視点で,これまた一緒になっておもしろがってしまう.
    この本を読んでからというものの,辞書の解説を読み物として見てしまうようになったのは言うまでもない.

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    2016年03月27日
  • 少年とオブジェ

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    尾辻克彦の名で芥川賞を受賞した著者が、身の回りのものを題材に、奇想を展開しています。

    雑誌『現代詩手帖』に連載されたとのことですが、とくに「電球」の項などは詩的に感じました。たとえば次のような文章があります。「おかしいですよね、電球というのは。あの電線のビリビリが溜まり溜まって垂れ下がった、雫のような形のガラス球の中は、真空なのです」。「危ないですよね。あの中には地球の外があるのです。あの中は外だ。だから良く考えると、地球は反対にあの電球のガラスに包まれているのです。あんなに薄いガラスの皮で、地球は外から包まれているのです。」「そんな宇宙空間を、ぽつんとガラスの皮で閉じ込めた電球が、私たちの

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    2014年09月11日
  • 老人力 全一冊

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    ネタバレ

    物忘れを積極的に取り上げる老人力。

    「ちくま」に連載したものに、
    グラフィケーション、広告批評の記事を追加したもの。

    「あ」を頭につけるとよいらしい。

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    2013年04月17日
  • 優柔不断術

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    「優柔不断」ですよ、もう。
    「とりあえずビール二本、ぐらい」とか頼んじゃうような日本のワタシ。

    冗談ぽく書いてるけど、じっさい、なんか鋭いこと書いてる、ような気がするのは俺だけ?
    はぐらかしてるようで、ちゃんと突いてる。伝わってくる。
    赤瀬川原平、侮りがたし。

    でも、そーいう余白、や余剰、が必要なんすね。たぶん。

    これも、もう読みながらニヤニヤが止まらない。

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    2012年08月28日
  • 老人力 全一冊

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    「ボケる」ってマイナスな言葉を「老人力」ってプラスな感じの言葉で、プラスな感じに説明していくだけの本。

    一行で完璧な要約を書けるけど、それを一冊の本にできちゃうのがすごい。
    超だらだらとした文章で、脱線しまくりだけど、なんかいい。
    人間味があって、魅力的です。

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    2009年10月04日
  • 老人力 全一冊

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    静かな場所で読み始めた瞬間に、ぬぅはは〜、うはうは〜と思わず笑い転げそうになり、周囲に迷惑をかけたかもしれません。最初のほうがとくに楽しい。申し訳なくひょっこり生まれてしまった言葉が、ここがどこだか分からずに、きょろきょろとあたりを見回しながら、それでも、なんだかんだ堂々とうろつき始めたような感じ。そういう趣を感じさせてくれる。それが老人力という響きの魅力なのかも。なぜか共感を呼び起こすんだなあ、いとをかし。

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    2009年10月04日
  • 自分の謎

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    大きな書店でしか見つけられない本だと思う。(中型店舗をいくつも見て回ったけどなかった…)
    絵本みたいで10分20分で読み終われる内容だった。その中でも自分のことなのに、言われればたしかに!と思うのに気づけないことが書かれていて、納得感を持って読み進められた。おもしろいと思う。

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    2025年03月09日
  • 四角形の歴史

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    著者である赤瀬川原平らによる『路上観察学入門』に書かれてあった「子供の科学」というものを体現したような本だった。
    赤瀬川氏の好奇心と着眼点にはいつも目からウロコで、日常の目線に奥行きが出る感じがする。

    四角形は自然界には存在せず、人が生活の中で見つけた合理的なカタチである。納得。

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    2023年10月18日
  • 四角形の歴史

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    荒木博之さんのvoicy、マイブックカフェのコーナーで紹介されていた本。
    赤瀬川さんの著作は新解さんの謎以来で2作目。

    確か、子どもと一緒に読み継ぎたい本として紹介されていたのだが、鉛筆描きのような、ゆるく味わい深いタッチの絵に、そこまで長くないセンテンスが添えられていて、大人なら10分あれば読み通せる。
    絵だけ眺めるのも楽しいが、文章が秀逸。
    こんなに簡単で短い文章なのに、今まで考えたことなかった、わりと本質的な問いに気づかせてくれて、その問いを考えることで、今まで見てきた世界の、新たな面白さを教えてくれる。
    赤瀬川さんなりのこの問いに対する探究は、最後にはクルリと一周して、なんとも言えな

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    2023年08月27日