公文俊平のレビュー一覧

  • 文明の進化と情報化 : IT革命の世界史的意味
    文明の進歩の結果、過去には上流階級しか利用できなかった資料を、多くの人が利用できるようになった。経済における市民革命と比較すれば、情報における市民革命であると言えるかもしれない。
    経済の市民革命が、必ずしも大衆に権限を与えるのではなく、競争社会による勝者を生み出したのと同様、情報における市民革命も...続きを読む
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ
    2時間くらいで読破。普段使っているツールの意味は、自分の心の中にある。1回読んだだけでは、まだ理解出来ませんので、週末にもう一度読み返そうかなと思います。なんだか心に残る本でした。
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ
    ネットが人類に及ぼす影響
    S字カーブの解説のくだりは市場の成長と捉えるとマーケティングに活用できる。
  • 情報文明論
    シンギュラリティを全速力で追いかけるいらだちの筆致。だが、アキレスと亀の蜃気楼のように次の文明像が逃げていく。
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ
    一見易しい本だが、社会の歴史を巨視的に捉えた、とてつもない奥行きを持つ議論。しばしば読み返すことになりそう。(以下、この本の要約ではなく、私の意見である)

    気の早い人は「ポストモダン」と言うけれど、まだまだ近代化はピークを迎えたくらいであって、定着と呼ぶには早い。「ポストモダン」ではなく「ラストモ...続きを読む
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ
    構成も注釈も図解も申し訳なくなるくらい明快で分かりやすく、言葉ひとつひとつが丁寧に送り出されていて、大切に受け取ろうと思わざるを得ません。

    「いま」を形作る「いままで」を、S字波曲線によって様々な尺度から読み解き、そしてこれからを考えてみる。長い長い歴史の中で自分の立っているほんの一瞬の、しかし激...続きを読む
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ
    部分的に面白いし再読するけれども、部分的に退屈。

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    アルコール入った頭で読むような書物ではなかった。これは齧らないとだ。