公文俊平のレビュー一覧

  • 文明の進化と情報化 : IT革命の世界史的意味

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    ネタバレ

    文明の進歩の結果、過去には上流階級しか利用できなかった資料を、多くの人が利用できるようになった。経済における市民革命と比較すれば、情報における市民革命であると言えるかもしれない。
    経済の市民革命が、必ずしも大衆に権限を与えるのではなく、競争社会による勝者を生み出したのと同様、情報における市民革命も、大衆に情報が行き渡るのではなく、情報の競争社会が生み出されただけに終わる可能性がある。

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    2011年12月02日
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ

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    2時間くらいで読破。普段使っているツールの意味は、自分の心の中にある。1回読んだだけでは、まだ理解出来ませんので、週末にもう一度読み返そうかなと思います。なんだか心に残る本でした。

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    2011年07月25日
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ

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    ネットが人類に及ぼす影響
    S字カーブの解説のくだりは市場の成長と捉えるとマーケティングに活用できる。

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    2019年01月26日
  • 情報文明論

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    シンギュラリティを全速力で追いかけるいらだちの筆致。だが、アキレスと亀の蜃気楼のように次の文明像が逃げていく。

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    2015年12月23日
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ

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    一見易しい本だが、社会の歴史を巨視的に捉えた、とてつもない奥行きを持つ議論。しばしば読み返すことになりそう。(以下、この本の要約ではなく、私の意見である)

    気の早い人は「ポストモダン」と言うけれど、まだまだ近代化はピークを迎えたくらいであって、定着と呼ぶには早い。「ポストモダン」ではなく「ラストモダン」と呼んだ方がいい。もちろん「ポストモダン」も始まりつつあるが、いま前景化している(観測される)のは「ラストモダン」のほうだ。

    「富を得る能力が人の価値である」というような「富のゲーム」の価値観(文化)においては、ベーシックインカムの受給が「スティグマ」になってしまう。しかし人々の価値観が「智

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    2015年09月15日
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ

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    構成も注釈も図解も申し訳なくなるくらい明快で分かりやすく、言葉ひとつひとつが丁寧に送り出されていて、大切に受け取ろうと思わざるを得ません。

    「いま」を形作る「いままで」を、S字波曲線によって様々な尺度から読み解き、そしてこれからを考えてみる。長い長い歴史の中で自分の立っているほんの一瞬の、しかし激動の面白さを思いました。いや生き残れるか瀬戸際でもあるけど。

    中高生の社会の授業でやっりたいなああああ!と思いました。難し過ぎるというなら噛み砕いて。だってこれこそが社会の勉強をする意義であり目標だし、社会や歴史そのものをこういう形で理解した上で知識は必然的に必要になるし、ゴールと走るべき道筋と、

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    2011年10月09日
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ

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    部分的に面白いし再読するけれども、部分的に退屈。

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    アルコール入った頭で読むような書物ではなかった。これは齧らないとだ。

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    2011年10月23日