猪口孝のレビュー一覧

  • 地球政治の構想

    Posted by ブクログ

    国際政治学者で東京大学教授(当時)の猪口孝氏の2002年の著書。
    幸運にも古書市で出会った。

    政治や国際関係は日々変わるので、20年以上前の著書を読むのはどうか、と言うことも浮かんだが、答合せの意味も含んで読んだ。

    冒頭に「我書く、故に我在り」と述べられているとおり本書は、
    「過去を知ることで未来が予想できる」
    という強い信念に基づいて書かれているが、
    様々な点で、当時から見た未来=今が的確に予想されており、その考えが裏付けられている。

    例えば、グローバル化と市場の進展は、逆説的に国家への依存度をも進める、という指摘は今のトランプ現象そのものであるし(p.34)、
    その現象がトランプとい

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    2026年04月16日