中西泰人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『庭の話』の後に読むのにちょうど良い内容だった。参考文献や出典がとても多くここからさらに読みたくなるものも多数。人とAIエージェントの関係性をキノコと土の中の菌糸に例えているのが興味深く、人以外の事物が持つ「知性」をどうやって自覚してそれとともに共生していくと良いのか、都会にいるとなかなか感じられないものばかりで面白い。
『ブッダの言うように、人生と世界のままならなさを受け止めつつ、AIとロボットと菌糸とキノコとも付き合いながら、無分別智を発揮して自力を超えて自分と道具と他者と環境との結合の美を紡ぎ出す。機心にとらわれず自己をわするること、分別にし執着され固定化された自己を超えることによって -
Posted by ブクログ
ネタバレ<メモ>
・ひらめきの瞬間を迎えるためには、いろいろと情報を操作し咀嚼して、うんうんと唸りながら考え抜いた後にいったんその問題を放置しておおく時間が必要なのです。
風呂に入ったり、寝たり、歩いたりすることは、意識的な脳の緊張を解いてリラックスさせ、無意識な脳のはたらきを活性化します。
アイデアキャンプでリラックスできるばしょへ出かければ、そうした身体や五感を刺激する方法をすぐに楽しむことができます。
・心の状態をちょっとワクワクやウキウキとした状態にしておくことは発想のプロセスに良い効果をもたらします。
リラックスした雰囲気、失敗してもよい、突飛なことを言っても良いムード、特にチームで発想 -
Posted by ブクログ
これまでの「人間ファースト」な常識や都市開発のあり方を根底から揺さぶる知的で刺激的な一冊。
タイトルにある通り、最新テクノロジー(スマートシティ)、自然のネットワーク(キノコ)、そして東洋思想(ブッダ)という一見バラバラな要素が、現代の閉塞感を突破する思想として鮮に繋がっていくプロセスに圧倒されり。それだけに、内容の密度と抽象度が非常に高く、読み終わるのに時間がかかりました。まだ理解できていない部分がたくさんあり、一過性の読書で終わらせず、「何回か読み返してみたい」と思わせる底知れない魅力を持った本です。効率や利便性の先にある、新しい世界の捉え方をじっくり咀嚼したくなりました