山崎陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
元マガジンハウスのスタイリストを務めた女性が初老に差し掛かり、きものライフを始めたの記。
ファッションを見尽くしやり尽くした女性がスタートしたきものライフは、慎重に選び抜いたお気に入り(地味だけど本物)で築きあげたワードローブを、季節の移ろいと共に着て行くというもの。 きっと趣味の良いアドバイザーもいて、相当厳しく選び抜いているのだろうなと感じる。
反面、東南アジアやヨーロッパに着物で旅行に行ってしまうなど、大胆な一面も。
正直、従来のきものコーデ本やムックは、きもののルール的には正しいのだろうが、何か今時のファッションセンスからすると?となるような民芸趣味や色彩感覚だったりして、着たいと思えるビジュアルがなかなかなかった。美しいキモノ などの雑誌では、目の飛び出るような作家の一点物を着た美人女優が微笑んでいたりするが、金額的にもシチュエーション的にも非現実的で、眺める以外なすすべもない。 雑誌の読者スナップ欄はキメ姿のおばさんがずらりと並んでいるが、これまた演歌歌手か高級品の自慢ショーみたいでよく分からない。
それに比べると、本書の山崎さんのコーデは、平均的容姿の日本女性が上品に収まる、地に足のついたコーデ満載で、これなら着たいなと思える女性読者は多いのではないかと思う。
山崎さんの装いには、キラキラ友禅の花柄訪問着や鶴や松などの具象柄や朱や金などの典型和柄、和カラーが登場しない。
紬などの織物、無地ライクな着物が多いし、お祝い礼装も大変控えめである。 だけど多分、実際に拝見したら、シンプル素材の迫力でカッコいいんだろうなぁ。
素人が真似しようとするとただの地味で終わってしまうかもしれないが、高くて派手で悪趣味とは対極の、きものスタイリングのニューウェーブという感じで好感。
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Posted by ブクログ
自宅での浴衣の洗濯やお手入れ方法とコツが載っていて嬉しい。
以前、呉服屋の店員から「浴衣を家で水洗いなんてとんでもない。クリーニングに出すように。」と言われて「そんなバカな」と思わず言ってしまったのを思い出した。
和服を躊躇する一因はお手入れが難しいと思い込んでしまうことだと思う。
浴衣を気軽に楽める人が、増えますように!
ところで、浴衣と木綿着物の違いは何なのだろう?この本を読んで、ますます分からなくなってしまった。
裁ち方?バチ衿か広衿か?
素敵なコーディネートが沢山掲載されていているが、半襟、名古屋帯、足袋を合わせたものも「浴衣」だそうだ。
『「これが浴衣?」と見紛うほどの単衣や夏きもの風のものも・・・』とあるので、やはり別物なのだろうが、違いを知りたい。