岡田斗司夫FREEexのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゼロとは意気込みの全く違う意気込みで発行された本で数年前から幾度と行われていた堀江さんとオタキングの対談から出来てます。
対談を聴いた人は全く買う必要の無い本なのですが、数年前に対談された話題なのに今読んでも目新しさはあります。
語られた事の二次配信として活字にして書籍にし、更にそこから収益をあげるという無駄のないマネタイズ方法にお布施として引っかかるそれぞれのファン達。自分も含めて凄いよね。
だが、1000円で気軽にサラッと読むべき本なので新書と同じ感覚で読んでみると、やっぱりぶっ飛んだ二人の変態対談は面白い。
オネアミスの翼というアニメの話題が多く観たことのないこのアニメを観たくなってきた -
Posted by ブクログ
ネタバレ若い識者との対談の方が面白く思えたのは、自分が同年代だからか。
後ろの方に行くにつれ飽きてきてしまった。
特に面白かったのは道徳教科化に関する内容で、数学A、数学Bと同様に道徳A、道徳Bのように二つに分けたらどうか、という意見。
道徳Aは人の感情や肌感覚に訴える科目である。
教材は週刊少年ジャンプ。ワンピースのような「友情・努力・勝利」を掲げるジャンプ漫画を見ることで道徳心を養う。
道徳Bは利得感情に訴える「倫理経済学」である。
ワンピースのようなフィクションを見たって何も感動しないし、結局何の得にもならないでしょ?という人向け。
「道徳的に正しいことをしたら、こんないいことがあるよ。( -
Posted by ブクログ
ネタバレ道徳という古めかしい言葉に敢えて今その意味を問う。
各界の論客が考える「道徳」とは何か。
そもそもその言葉の守備範囲が広すぎてどこから手を付けたらいいのか分からない気もするし、一方で自分自身にもたぶん自分なりの「道徳」があってそれに関してはずいぶんシンプルなもののような気もする。
「道徳」というのは「徳への道」だとすれば、「徳」というものが何なのかを考えなくてはならない。それは古今東西の宗教において概ねルールは共通しているものだ。つまりその環境によって多少の違いはあるが、基本的には人間が社会生活を円満に営むための成文化されないルール」だと思います。