安本隆晴のレビュー一覧
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起業家として大切な考え方を教えてくれる本。
柳井さんと著者である安本さんの対談から始まり、
起業から起業後の会社として目指すモノが何か?
を各イベント単位に説明されています。
読まなくても分かるが、起業家は大変。
やること多いし、資金繰りにも奔走しないとならないし。
何よりも達成すべき想いを社員に浸透させ、
顧客に理解してもらうことに注力しないといけない。
途中でブレてしまったら最後、一気に事業は急降下するリスクもある。
年中無休で働き続けても失敗する可能性はあるが、
それでも起業する価値はあると著書では述べています。
中でも勉強になったのは起業後の起業家のやること。
ここがイマイチな -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目9箇所。会社の決算書は、利害関係者に対して説明責任を果たすツールであるとともに、現在の会社の真の姿を映し出す鏡でもあります、この鏡に表れた会計数字をつぶさに観察し、それを次の行動に活かすことによって、会計の力で会社を変えることができます。経営のプロセスを数字化し、それを毎日観察すれば変化が見えてきます、手を打てば数字が動き、その打ち手を変えればどう数字が変化するかが分かります。本書を通して、経営者から現場の社員に至るまで、あらゆるビジネスマンに会計数字の重要性を理解してもらい、経営にとって嵐のようなこの逆境の時代に、会社を大きく成長させる一助にしていただければと願っています。会計思
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Posted by ブクログ
ユニクロの上場準備コンサルタント、監査役を務める安本隆晴氏による起業する為に必要な考え方、起業の手順、起業を成長させるためのノウハウをまとめた本。
本書は以下の5章に分かれている。
■起業のステップ
まずは起業とは何か? 起業家としての心構え。ビジネスのネタやビジネスプランの考え方に始まり、起業で行き詰まるケースの説明。
■ビジネスプランと資金繰り
ビジネスプランとは何か。会計思考で会社の資金管理。事業推進のために必要な資金の調達方法(公的金融機関の活用、ベンチャーキャピタル、投資家からの資金調達など)
■雇用とチームワーク力
会社は「仕事」と感情有る「人」との集合体。企業の成長のためには人 -
Posted by ブクログ
会計というと数字ばかりで近寄りがたく、その道のプロが知っていれば良く知っているべき分野である、という認識を持っていた。
実際には、この本を読んで、誰もが必要な知識で、そこまで難しくない分野であるという事が認識できた。認識できただけで同分野を理解は出来ていない。
おそらく軽く理解するためには同分野の本を10冊程度読まないと無理だと思う。
そういう意味では、会計的数字どっぷりだけではなく、経営的な視点も多分に取り入れているので、今後同分野を理解するためにもっと読みたい!と思わせてくれる本であった。
加えて、日々の仕事への取り組み方・視点を経営的な視点に変えさせてくれる本である。 -
Posted by ブクログ
公認会計士かつユニクロの監査役を長年務め、会計面からユニクロの躍進を支えてきた著者が、企業経営においていかに会計思考が必要かをまとめた本。
色んな論点が出てきて雑多な印象はあるけれど、各論点は非常に具体的なレベル(実務的とも言える)まで述べられており、内容がわかりやすい点が特徴か。
また、図解の分かりやすさが非常に素晴らしい(減価償却の図説は今まで見た中で最も分かりやすく、参考にしたい)。
【個人メモ】
■第1章 会計思考経営だけが会社を成長させる
・企業活動におけるあらゆるものを定量化し、利益と現金の確保に向けて全社員が行動することが会計思考。
・組織図は、経営戦略の機能別解説書。
中小 -
Posted by ブクログ
ユニクロ、アスクルの成長を支えた上場準備コンサルタントが書いた、会計の教科書。
「仕事柄、どの飲食店に食事に入っても、『このお店はどのくらいの売上なのか』『お客は一体何回転ぐらいするのだろうか』『儲かっているか』などと、ついつい考えてしまいます。」
自分は仕事柄でもなんでもないのだが、飲食店に限らず、そういうことに思いめぐらすのが結構好きである。そういう文脈の中で、さらに共通しているなあと思ったのが、「一人当たり」「一日当たり」などのわかりやすい単位で考える、ということ。たとえばラーメン屋なら1日何杯売れば儲けが出るのか、など。
「日本マクドナルドホールディングス社長の原田泳幸さんは、著