ルディー和子のレビュー一覧
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マーケティングの限界を鋭く指摘している。
限界を指摘するだけでなく、どう対応していくかまでにもきちんと言及している。マーケティングの役割を考えさせられた。Posted by ブクログ -
驚いた。以前に買って読まないまま本棚に入れてあったのだけど(2009年12月発行)、奇をてらった題名から想像される内容とはやや異なり、かなりしっかりした、読み応えのある内容。
最近研究が進んでいる学問領域である、神経科学、行動経済学、進化心理学の知見でヒトの「消費行動」を読み解く。
それはまさに最近...続きを読むPosted by ブクログ -
39冊目。
消費者の効用関数は動的だから、その形状を探り当てる作業は大変である。しかし、大変であるがゆえにおもしろく、やりがいもあるのだろう。コカ・コーラやアサヒビールなど実際にあった著名なマーケティング事例がたくさん載っていて、読み物としても楽しい本である。Posted by ブクログ -
糸井重里さん( @itoi_shigesato )「この本が売れないのは本当におもしろいからだ」の帯により、購入。
本当に面白かった。
今まで人間の脳の進化の仕方を中心に。
fMRIに頼り過ぎ感というか、根拠薄い感はあったけど。。。
経済というよりも、雑学的な意味で◎Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
不況に直面して購買を控える現代人は、猛獣に怯えて身をすくめるサルと同じだ。
動物の「本能」を通して、人間の感情を分析すれば、消費者の行動形態もよくわかる。
興味深い実験を数多く紹介しながら、不安な時代に「売るヒント」を探る、まったく新しい「消費学」の読み物。
[ 目次 ]
第1章 不...続きを読むPosted by ブクログ -
今の若者が地元志向で家族や友人との関係を重要視するのは、グローバルな時代にそった賢い選択=地方の再生につなげられる。
ほとんどの企業は価格競争をしていると考えている。ほとんどは仕掛けられたと考えている。自分が値引きしたときの相手の反応を考えていない。
本田宗一郎は、叙勲のとき技術者の正装は白のつ...続きを読むPosted by ブクログ -
顧客志向、ブランディング、プライシング、など、マーケティングの教科書に載っているようなセオリーを、表面的に鵜呑みにせず本質を考えてみよう、というのが趣旨。
あまり論理的に説明するテイストではなく、著者独自の考え方というよりドラッカーやポーターなど著名な経営学者の教えを引用し組み合わせながら辛口に日本...続きを読むPosted by ブクログ -
「低価格一辺倒のマーケティング戦略は、不況や先行きを恐れる経営者の弱気を示唆するメッセージ」という言葉に同感。動物としての人間の脳みそをケアしながら愛のあるコミュニケーションをすることがどの業界でも大切なのかなと思った。Posted by ブクログ
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本の題名と内容があっていない気がした。
ドライな日本人、ウェットなアメリカ人、
南アジア東アジアのルートを旅してきた私たちの祖先は、不安遺伝子を持っていたからこそ集団主義の文化をつくり
感染症との闘いを生き抜いた等Posted by ブクログ -
「いろいろと経営や戦略について勉強している経営者が、なぜ失敗するのだろう?」的な本。
結局は、人間的な部分での間違いなどが原因になることが往々にしてあるので、気を付けましょう、といった感じか。
読みやすくはあるが、「んー、それは論理的につながりがわからないなぁ」と思うところもちらほら。Posted by ブクログ -
有名企業の実例に基づき、合理的な思考の末に不合理な決定が下される状況を分析。顧客も企業側も、理性的な原因以外で振り回されている実態が多数描かれている。Posted by ブクログ
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猿人類が知ってる売り方とは?
→購買を決めるのは快と不快
消費者は金銭的利得だけでなく、安心感を求めている
人間は他人の行動、特に自分に類似した他人の行動が非常に気になる社会的動物
消費者の購買を正当化しやすくなるような仕組みをつくってあげる
節約してお金を使わないのは将来を慮んばっているのではな...続きを読むPosted by ブクログ -
マーケティングを進化心理学の観点から述べている。
正直、内容は非常に面白い内容ではあったが、マーケティングに関連している部分は一部分だったのが残念だった。
とはいえ、著者の、マーケティングを理論ではなく徹底的に現実的に捉え直している姿勢が出ていて良かった。Posted by ブクログ -
示唆に富む本だったように思う。もう一度じっくり読み返してみるべきかと思っている。マーケティングリサーチではつかみきれなくなっている消費者。その心理をどうつかむべきなのか。リサーチャーという立場で、今後どういう仕事を目指していくか、改めて考えてみたい。Posted by ブクログ