淵田美津雄のレビュー一覧

  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    歴史上、有名な場面に居合わせた方や、偉人の回想録ほど読んでいて面白いものはないです。
    まさに真珠湾攻撃の際に攻撃隊を指揮していた淵田氏の回想録は非常に面白いです。真珠湾への攻撃準備、訓練から単冠湾での緊張状態といい、自分もその世界に居合わせられるような表現力でとても読みやすいです。
    余生はキリスト教徒として布教活動を行った内容が後半に書かれていますが、それも結構面白かったです。

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    2025年03月27日
  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    一寸探せば「文庫本が直ぐに入手可能…」と判ったので直ぐに入手し、ゆっくりと読んでみたのだ。
    淵田美津雄(1902-1976)の自伝である本書が登場するまでの経過も、本書の中に記されている。
    60歳代の半ばに差し掛かろうというような頃から、御本人が経験したことや考えて来たこと等を纏める“自伝”というような原稿の執筆に取組むようになっていたという。最晩年には病気で視力も衰えていたそうだが、奥様の手助けを得ながら執筆していたそうだ。他界した後、淵田美津雄が持っていた様々なモノは息子さんが保管していた。本書の解説的な部分の記述にも在るのだが、息子さんにとって「淵田美津雄」は「様々な想い出が尽きない、敬

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    2021年03月09日
  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    真珠湾攻撃に航空部隊の総隊長として出撃し、その後も様々な修羅場を経験した著者。
    こんな面白い人が居たんだなぁと思った。
    もう数年長生きして完全に書き上げて頂きたかったとも思うが、この本の時点でかなり面白い。

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    2020年12月30日
  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    ある程度権限を持った人からの目線で見た実際戦争の様子が描かれているので、興味深かったです。
    綴られている軍人の方々の様子が、歴史の本の他目線で見た書物とは違い、生きている感じがする、というか、人間なんだなあって感じがしました。
    真珠湾の様子とかも非常に分かりやすくて、良かったです。

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    2012年08月22日
  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    ・トラトラトラを打電した真珠湾攻撃総隊長が戦後アメリカでキリスト教の伝道活動をしていたのを初めて知った。
    ・更に彼がアメリカでトルーマン、アイゼンハワー、マッカーサー、ニミッツ、スプルーアンス、ドゥリットルと会っていたなんて。

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    2019年11月23日
  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    真珠湾攻撃の際の航空隊指揮官で、戦後はキリスト教の伝道者として精力的に活動した淵田美津雄氏が生前遺した自伝を著者がまとめた本です。真珠湾攻撃の時は航空隊の「総隊長」を務め、後のミッドウェー海戦にも参加し、連合艦隊の航空参謀なども歴任し、さらに原爆投下翌日の広島市へ被害調査に赴いたりもしています。しかも、その足で被爆直後の長崎市へも調査に行ってます。それだけでも十分すぎるほどの経歴なのに、戦後はカトリックの洗礼を受け、伝道者として精力的な活動をします。日本国内のみならず、かつての敵国アメリカにも何度も足を運んで活動しています。しかも、アメリカ滞在中にはマッカーサーやニミッツ、トルーマンなどのお歴

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    2011年09月25日
  • 真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

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    戦争を生き抜き、目の当たりにした人物の考えが綴られている。
    戦後、太平洋戦争の考察は様々な人によってなされているが、当事者としての意見が率直に表現されていて参考になる。
    開戦、原爆、終戦、キリスト教の伝道と、これほど数奇な人生をたどった人も珍しいだろう。
    終盤は、自叙伝でありながら読者にキリスト教観を訴えかけるような記述になっている。単純化されたわかりやすい教えであり、さすが長年伝道にたずさわった人である。これを読んでキリスト教に興味を覚える読者が出れば著者も本望であろう。

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    2011年01月03日