『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密』/森本 貴義
著者は、日本のプロ野球やメジャーリーグ、WBCの日本代表でトレーナーを務めた経歴を持った方です。
プロ選手がもつそれぞれの「ルーティン」の意味とは?
日常生活の中でもゲン担ぎなどありますが、「ルーティン」
...続きを読むを確立することで現れる効果とは?
様々な事例をもとに、ルーティンを確立することの重要性、自分なりのルーティンの確立を後押ししてくれる書籍となっています。
p35
実力以上のものを発揮しようとせず、普段通りにできる準備をすべきです。
それがルーティンの確立なのです。
まず、ルーティンとは、あくまで普段通りの自分を体現するということ。普段通りの自分が1番であり、だからこそ、練習や努力をすることで、普段の自分を高めることが大切なんですね。
そして、その強みを分析する方法として、、、
p69
強みを分析する方法
「4行日記」
「4行日記」とは、その名の通り、一日を4行で振り返りアウトプットする方法。
【1行目】 今日起こった事実
【2行目】 気づき
【3行目】 気づきから得た教訓
【4行目】 明日への宣言
今日起こった事実から得た気づきや教訓、明日以降どのような行動が必要か、を文字化する作業です。一日を振り返ることで、明日以降をよりよく過ごすための手法ですが、毎日の出来事だけでなく自身のスペシャリティを見つめるために使えます。
との事です。
日記には感情のまま書き溜めるやり方もあると思っていて、それにより、感情を紙面に吐露できるので、気持ちの整理になると考えていますが、4行日記は、感情面をできるだけ取り除いて、俯瞰することに重きを置いてるようです。
それに、4行日記なら、気楽に継続も出来そうですね。
それが、普段通りの自分を作るルーティンにも繋がるのでしょう。