読売新聞社会部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の家族や、愛する人が意思疎通が難しいじょうたいになってしまったら、私は今まで通り優しさを持って接することができるだろうか。暴力や徘徊が重なれば、殺したくなってしまう気持ちも分かる気がする。「苦しむ妻の涙声で”決断”」という妻を愛していたが、妻の病状が進行し、一緒に死のうとした男性の話が心に残った。介護も楽しく、妻を1番に愛していたからこそ、意思を尊重しようとしたのだろう。介護される側も介護する側に迷惑をかけていると思ってしまい、死にたいと口にしてしまうことが他人を介入させづらくしてしまっている。人は人、自分は自分、という社会構造が繋がりを無くしてしまっているのも事実。自分の生活に手一杯で他