古今亭志ん輔のレビュー一覧

  • 師匠は針 弟子は糸
    2001年師匠が亡くなったとき、悲しみとは裏腹に開放感をおぼえたんだそうである。寄る辺を無くしたとか、迷子になったようとか言わなくてもいいけど、開放感かぁ〜 それだけ偉大な師匠だったということか今更ながら。でもそんな不遜な思いへの償いのごとく、その後の志ん輔は稽古に打ち込んでいく。自ら立てた目標に向...続きを読む
  • 師匠は針 弟子は糸
    弟子の目からみた古今亭志ん朝といった内容を期待していた本だったがさにあらず(『よってたかって古今亭志ん朝』のようなものを想像していた)。

    量的に言うと本書の大半を占めるのは「志ん輔のケータイ日記」。好きな噺家ではあるが、想像とのギャップに少々がっかりした。

    ただ「日記」を読んでみてびっくり。「あ...続きを読む