坂本慎一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
なぜ当時の国民は太平洋戦争を支持したのか?
この根本的な疑問に答えるために、本書では、戦前戦中のラジオ放送にかかわった五人の人物を取り上げる。
労働=修行の思想を説いた高嶋米峰と、それを引き継いだ友松圓諦、受信機の普及に情熱を燃やした松下幸之助、「大東亜共栄圏」を広めた松岡洋右、玉音放送の真の仕掛け人・下村宏。
これまで見過ごされていた「声の文化」の歴史的影響力を真正面から検証する。
昭和天皇の「終戦の御聖断」の内幕も新資料から明らかに。
当時世界最強のマスメディアの功罪。
[ 目次 ]
序章 世界最強のマスメディア・日本のラジオ
第1章 「超絶」の演説家高嶋米峰
第2章 時代 -
Posted by ブクログ
僕はテレビを観る事よりラジオを聴いている事の方が多い。家の中で、車の中で、山歩きの相方に、楽しんでいる。いつ頃からラジオを聴く様になったのだろうか、時は小学校4年頃か、あの頃子供から大人まで流行りに流行ったBCLがキッカケとなり、実家にあったラジオのツマミを左右に回しながら、あっ、北海道のだ、東京のだ、九州の放送局だと、一喜一憂していた。その内、自分専用のラジオが欲しくなり、当時一番の性能を誇った、ソニーのスカイセンサー5800をお年玉で買い(すぐに5900が出て泣く事になるが)、内蔵アンテナを高々と上げ、海外の日本語放送にチャレンジ、ベリカード集めに奔走した。海外の放送を聴くのは飽きて、深夜