宮永龍のレビュー一覧

童の草 1巻

宮永龍

なにより納得したのは帯が黒執事の人だったということ。なんだろう、すごく非論理的なんだけどつい頷いてしまった。
あと才蔵の「俺様は真田忍が大嫌いなんさ」「同じ人殺しのくせに忍の鑑みたいに言われやがってよぉ」にも妙に納得。絵は三輪士郎の線が太くなったみたいな感じで、というか事実最初の方は三輪士郎の漫画かと思ってた、ぐらいの適当さで買ったんだけどまあ、外れではない、かな…？筆で書いたみたいな絵はかっこいいけど話が王道気味なのが残念。

童の草 1巻

宮永龍

この絵柄で歴史物（？）というところが斬新。
勢いがある、丁寧な線でしっかり世界をつくってる線がすてき。

ストーリーは「真田幸村と猿飛佐助」の微笑ましい主従関係のほのぼのです。
作者さんはきっと真田幸村が好きなんだろーなぁ・・・と愛情を感じます。

巻末に「１０年後」の姿が出てたけど、２巻からいきなり１０年後だったりすると残念が隠せないのですが、タイトルに「童」が入ってるから、童幸村さまがいいなぁと期待しています。