毎日新聞取材班のレビュー一覧

  • 世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか
    日本ではなく各国の少子化対策を取り上げている本。取り組みが比較的うまくいっている国も取り上げているがそもそも少子化が是か非という根本的な点にまで及んでいる。
    イスラエルの人で初めはこのくらいの人数で良かったけどもっと子どもを持ちたくなったという様なコメントがあったが本書の指摘通り国の経済力もあるが皆...続きを読む
  • 世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか
    韓国は就職不安 お金
    中国は結婚のお金、教育費
    フランスは産む自由を拡大するために
    国力の強化の理論がリプロダクティブライツの論理。

    子供はどうか生きるかを学ぶことが必要。実務的な内容は必要が出てからでも良い。学び続ける習慣と新しいことを学ぶ抵抗感がないことが大切。

    先が見えない時代で周りと同じ...続きを読む
  • 世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか
    各国の少子化対策を中立にまとめていて非常にわかりやすい。
    各国の子育てに関するリアルな生活、文化や背景なども書かれていた。
    大変な良書です。
  • オシント新時代 ルポ・情報戦争
    オシント、近い将来手法が標準化され、企業のESG評価などのセルフチェック、外部機関による客観チェックに活用されていくのだろうか。
  • 特権を問う ドキュメント・日米地位協定
    恥ずかしながら日米密約のことなどほとんど何も知らなかった。米軍ヘリの都心部低空飛行については国会で質問されていたのを聞いて知っていたがこんな問題があったとは驚いた。
    沖縄での問題もすべて繋がっている。
    もっと多くの人に読んでほしい本。
  • 世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか
    世界7ヵ国(日本の分析も含めれば8ヵ国)の少子化の現状や対策等を書いた本でその国の社会的な背景や政策が比較できて面白い。
    韓国や中国はその生きづらさから子どもを産み控えることが定着している。一部の日本の若者のように地方でのんびり生きることを目指すというのもまだあまり浸透していない模様(本書における韓...続きを読む
  • ヤングケアラー 介護する子どもたち
    たぶん、本書で取り上げられている、毎日新聞が最初に取り組んだ「幼き介護」の記事は、リアルタイムでネット上で読んでいると思う。ちょうど児相で働き始めた頃で、児相的視点でいえばネグレクト、もしくは心理的虐待だな、と思っていた記憶がある。もちろん、その捉え方は、児相がケースとして介入するための端緒でしかな...続きを読む
  • ヤングケアラー 介護する子どもたち
    新聞連載をまとめただけじゃなかった。取材の経過をドキュメンタリーのような雰囲気でまとめてあって、新聞社の記者が社会問題にどう取り組んでいくのか、その様子も見えて、とても興味深い。
    もちろん、ヤングケアラーの問題は深刻で、彼らが勉強の機会が奪われている現状は、大人として「何か対応せねば」と思わせられる...続きを読む
  • ヤングケアラー 介護する子どもたち
    コロナ禍において、これまで問題でありながら、世間では知られてない問題が明らかになった部分がある。コロナ禍という災害は弱い部分を鮮明にする。「ヤングケアラー」という言葉は知っていたが、実態について具体的に理解ができる本である。新聞記者が書いただけに読ませる文章であるし、コロナのニュースが主になるなかで...続きを読む
  • ヤングケアラー 介護する子どもたち
    ニュース源が主にラジオである私がヤングケアラーという単語を耳にし始めたのはここ1年くらいだったと思う。確か荻上チキさんの番組で取り上げられていたのを聞いて、そんな問題があったのかと衝撃を受けたのだが、この本ではヤングケアラーという語が含有する多岐にわたる若年者によるケアの実態(いわゆる老人の介護だけ...続きを読む
  • ヤングケアラー 介護する子どもたち
    「あのショッキングな"ディズニーランドの日"を境に純一はヘルパーやケアマネジャーからキミコの介護について相談されるようになった」

    彼女とのデートが台無しになった中1の彼の転機。
    福祉に携わってきた中でおそらく同じ状況になったらそうしてしまったんかなと思います。
    それと同時に反省というか背筋が寒気な...続きを読む
  • 公文書危機 闇に葬られた記録
    HONZブックガイドから。毎日新聞、こんな熱いことをやっていたんだ、ってのがとりあえず最初のビックリ。自分の場合も、いちいち書面でってなると面倒に感じてしまう。じゃあメールでってなると、効率は上がるんだけど、その内容に関する重要度が、一段どころかひょっとしたらそれ以上、落ちてしまう気もする。でもこの...続きを読む
  • 公文書危機 闇に葬られた記録
    HONZブックガイドから。毎日新聞、こんな熱いことをやっていたんだ、ってのがとりあえず最初のビックリ。自分の場合も、いちいち書面でってなると面倒に感じてしまう。じゃあメールでってなると、効率は上がるんだけど、その内容に関する重要度が、一段どころかひょっとしたらそれ以上、落ちてしまう気もする。でもこの...続きを読む
  • 公文書危機 闇に葬られた記録
    僕自身は地方公務員なんですが、この本に書かれている官僚の皆さんの対応と同じことをしたら、おそらくすぐに懲戒処分の対象となることでしょう。中央官庁の官僚の公文書取り扱いはそれほどに杜撰で、公文書を扱う人間として不適格な、悪意すらこもった習慣と作法がこれでもか、これでもか!と書き連ねてありました。

    ...続きを読む
  • 公文書危機 闇に葬られた記録
    僕自身は地方公務員なんですが、この本に書かれている官僚の皆さんの対応と同じことをしたら、おそらくすぐに懲戒処分の対象となることでしょう。中央官庁の官僚の公文書取り扱いはそれほどに杜撰で、公文書を扱う人間として不適格な、悪意すらこもった習慣と作法がこれでもか、これでもか!と書き連ねてありました。

    ...続きを読む
  • こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産
    もっと正しい知識がみんなに必要。
    不妊治療も、障害児も、養子も、子供のいない夫婦も
    どれもみんな「特別」な目で見られない、
    みんなが幸せになれる当たり前の世の中になるといいなと思う。
  • こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産
    もっと正しい知識がみんなに必要。
    不妊治療も、障害児も、養子も、子供のいない夫婦も
    どれもみんな「特別」な目で見られない、
    みんなが幸せになれる当たり前の世の中になるといいなと思う。
  • こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産
    毎日新聞の連載記事の書籍化。不妊治療、養子など実際に経験している方への取材が良く纏められている。内容が内容だけに女性を扱ったものが多いが、男性こそ読むべき本だと思う。人類は確実に繁殖力が弱まっていることを感じずにはいられません。でも足掻くことをやめてはいけないように思います。
  • こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産
    毎日新聞の連載記事の書籍化。不妊治療、養子など実際に経験している方への取材が良く纏められている。内容が内容だけに女性を扱ったものが多いが、男性こそ読むべき本だと思う。人類は確実に繁殖力が弱まっていることを感じずにはいられません。でも足掻くことをやめてはいけないように思います。
  • こうのとり追って 晩産化時代の妊娠・出産
    不妊治療に関して理解したい人におすすめ。

    実際に不妊治療を受けている人の声を多くまじえながら
    制度や仕組みなどをわかりやすくまとめてある。

    「不妊治療のリアル」を少しは知ることができた。


    不妊治療には2種類ある。
    1、一般不妊治療
    タイミング法、排卵誘発剤、人工授精など


    2、生殖補助医療...続きを読む