小島博己のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ピーピーという瞬間にボタンを押す瞬発力テストのような聴力検査では、いつも全くの「所見なし」。だが、実は幼い頃には手術をするほど耳鼻科に通い、その経験も含めて浅からぬ因縁の付き合いがあった。本書を読みながら、そんな事を思い出す。耳博士になれる本。それだけではなく、要所要所のコラムも楽しい。
今は全く耳鼻科には行かないので、気になる事と言えば、耳かき問題くらい。やらなくて良いとか、やるべきだとか。これは本書で一応の決着。
耳垢塞栓。耳あかが外耳道に充満し、自然に排泄されず外耳道を塞いでしまっている状態をいう。これはつまり耳あかが溜まりすぎた状態だが、原因は不適切な耳掃除など。また、何年も耳掃除 -
Posted by ブクログ
昨年、健康診断で右耳がほとんど聞こえていないと指摘され、耳鼻科を受診した。
結果、どうやら検診のときのヘッドセットがうまく装着されていなかっただけ、と判明して、ほっとしたが…
そもそも耳の病気ってどんなもの?
現代人は電車や車に乗ったりして、騒音に常にさらされている。
大丈夫なの?
いろいろ気になる。
さて、本書はさまざまな方面から耳の病気、耳の病気と間違われやすい他の病気について扱っている。
症状からのアプローチ、耳の構造や働き、耳の病気、耳が原因で起こる耳以外の病気、耳に症状が現れる他の病気、治療法、予防などが扱われる。
最近いろいろなところで聞く、耳と認知症の関係についても章が割かれ