石井葉のレビュー一覧

  • 「自閉的」といわれる子どもたち : その理解と指導の実際

    Posted by ブクログ

    良書だと思う。自閉症児のこだわり等を「生まれつきだから治ることはない」「否定せず全面的に受け入れる」と説く書が多い中で、「自閉症児のコミュニケーション能力も彼らなりに成長する」という確信の基に、0歳から発達段階に合わせてその時々にどういった関わりをしていけばいいのか、「コミュニケーション」「運動」「身の回りのこと」について、具体的に示してくれる。
    特に共感・納得した部分を、以下に抜粋する。
    -(自閉症児に)働きかける側の気持ちをきっぱり決めること。「子どもは必ず成長できる」と子どもの可能性を信じて向き合うことです。
    -自閉的で多動な子どもたちのむだな動きをきちんと止めていくこと。「抑えるのはか

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    2012年10月03日