宗像恒次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
〇いかにストレスと付き合い、昇華させて人生を生き抜くか。病に潜む課題点は、1997年も2019年もそう変わらないようです。
「はじめに」の内容がまず衝撃的だ。
ひどい働き方だと思う。
"恩のある社長に土下座されて頼まれ、とても期限内にできそうもない仕事を引き受けた。だが休日もなく睡眠は二~三時間で働く毎日が何ヶ月も続いたあげくうつ病に陥った。"(p.2)
このように日本人が働いてしまうのはなぜか。
そしてそうならないようにするためには、日本人個々が向き合うべきなのは何か。
この2点を、心理学の観点から徹底的に解説していくのがこの本である。
では、タイトルにある「イイコ」とはどういうことか?
冒頭に述べたすごい働き方をしている人のように、"本音を抑えて期待に応え(p.15)"ようとするのである。アサーションの考え方でもそうだが、相互に気持ちの良いコミュニケーションをとったうえで仕事を進めていくことが、お互いのパフォーマンスを適切に発揮して効果を出す近道であると思う。
そういう観点では、人に好かれようとする「イイコ」であり続けることは、自分にとって至極マイナスなのだ、ということがこの本を通して学ばされる。
また、個人的には
"心の依存度は低くても慢性的な新進症状を持つ人がいる。(省略)かまってほしいという気持ちを無理抑えざるを得なかった結果、人にあまり期待しなくなり、独立心も高まったのである。
したがって意識の上では独立心が強いが隠れた感情として、「わかってもらいたかった、かまって欲しかった」という不満、怒り、悲しみなどがあり、心理的に抑圧され意識的に出てこない分、緊張は持続し、(省略)慢性的に頭痛、肩こり、(省略)を起こす。"(p.161)
という部分がツボで、自分がまさにそうなんじゃないかなと、当てはめて考えることができる点では有益な教科書である。
ほかにも、多面的に、かつ様々な分析手法を使いながら、自らのストレスと戦うことを進めている。
ストレス社会である現代で、どのくらいストレスと正しく付き合うか、本当は20数年も前に書かれていたこの本が教えてくれていたのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
【目的】:自分のDNA気質を知り、活用したい。
・DNA気質は、DNAの特性、そのスイッチが入ると、脳内の神経分泌物質(セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ギャバ、ノルアドレナリンなど)に作用して気質が形成される。
・中核となる3つの人格気質。循環気質(ヒーロー)、粘着気質(オヤブン)、自閉気質(マイペース)。
・方向性の3つのストレス気質。執着気質(完全主義者)、新奇性追求気質(冒険家)、不安気質(怖がり)。
・「他者報酬追求型」を脱却し、理想の自分、ありのままの自分を求める「自己報酬追求型」になることが、DNA気質に従い、活用することであり、それにより心身ともによりよい状態になる。
・気質コーチングによる人間関係の改善。相手の気質に期待してよいことと期待してはならないことを明らかにし、自分がとるべきセルフケア行動を知る。
・あるがままの自分を明らかにする未来自己イメージ法。100代前の先祖代々からの愛と100億円のスポンサー。楽しみ・リラックス・やりたいことをリスト化。1年後の姿、幸せ、元気。何年で満足?。自分に自信が持てるチャレンジ。どんな人間になっている?現在とのギャップを埋めるのに何を変化させるか。
・魔法の愛の言葉。「あなたを授かって本当にうれしい。愛しているよ。」「あなたが生まれたことを感謝できるように、自分が心から満足でき、幸せだなあと思えるように生きなさい。」
#自分の中心的な気質は、マイペース&冒険家だった。
#DNAが気質に直接関連するか、よく分からないところはあるが、神経分泌物質とのかかわりで説明されると納得できる。また、DNA気質が遺伝的に引き継がれるという説明から、個人的にはDNA気質と魂が同等のもののように感じられ、魂の輪廻の新しい説明のように感じられた。