フランソワ・デュボワのレビュー一覧

  • 作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」

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     こんな本を手に取るなんて…というか,こんな本がブルーバックスの一冊になるなんて…というか…。
     まったく場違いというわけではない。振動数と音の関係というのは科学だし,わたし自身,いろんな楽器を弾いてきたし,興味もあった。
     しかし,こと,作曲なんてことは考えたこともなかったのだが,本書を読むと,わりと簡単に作曲できそうな気になる。
     本書の凄いところは,まるで日本人が書いたような文章になっているところだ。著者のフランソワ・デュポアという人は,もちろん日本人じゃないのだが,この文章を読んでいると,ついつい「あれ,これって日本人が書いたんだったっけ」という錯覚に陥ってしまう。それくらい,読みやす

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    2019年11月08日
  • デュボワ思考法

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    "主に学生に語っている。これからのキャリアを築いていくには、まずは自分自身を良く知る必要がある。自分はどんなことに関心があって、どんなことが得意で、どんなことができるのか、などを今一度立ち止まって見つめてみよう。他人のコメントに左右されたり、型にはまったロールモデルに惑わされることなく自分の足で人生を歩いて行こう。という本。著者はフランス生まれ。ユニークな経歴をお持ちの方です。
    一度会ってみたくなります。"

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    2018年10月20日
  • 人生を豊かに歩むために大切なこと どうでもいいこと

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    大事なこととは?

    →夢のために、今実際に何をするのか
    安易な成功は、安易な結果しかもたらさない
    組織の中でどうポジショニングするかではなく、組織の中で自分をどう役立てるか
    嫌いや苦手と思わず、まずはやってみようと受け入れてみる
    勝ちにも価値があるが、負けにも価値があり、最終的に幸せになれるかどうか
    周りに評価されないではなく、自分がやるべきと思うことを徹底的に実行する
    本当の自分に気づくことが、メンタルを強くすること
    常に必死の努力を続けて、さまざまな問題から逃げずに真正面から立ち向かいトラブルを修復していく以外に、成功や幸福に至る方法はない

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    2014年03月15日
  • デュボワ思考法

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    給料が大幅に、下がっても今の会社で今の仕事をするか。
    心を込めて行動し、自分が納得していれば、やるべきことをやったのだと思っていれば、それでいい。
    他人の評価ではなく、自分自身で評価できたかと問い、イエスと答えられる生き方ができているかどうかが重要。



    周りがどう思おうが関係ない。
    うれしいことも、幸せなことも、不幸せなことも、それを自分の感覚で味わうことができる力を身につける。
    これが幸せ。

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    2014年01月30日
  • デュボワ思考法

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    ネタバレ

    大学院の公開講座で名前を見て、なんとなく買ってみました。
    最近スマートフォンにして手帳をなくしたので、何かを書き込むということをしなくなったことに改めて気付きました。
    そして、気づきや考えたことなどもあまり取りまとめていなかったことも改めて思い出し、そのあたりの自分の中の情報の整理から始めてみようと改めて思いました。
    個と集団の違いと言うのも確かに感じるところはありますが、自分の本当に大事なものは何なのか、ってのは人生のコアであるべきものだと自分も思います。
    最近の自分には非常にフィットした内容の本でした。

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    2013年12月16日
  • 日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」

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    キャリア=仕事ではなく、キャリア=道。書店で偶然手にとった本は今の自分にピッタリの本だった。人生は仕事だけが全てではなく、家族、友人、趣味、恋人と過ごす時間全てが一本の道に繋がっている。自分自身のたった一度しかない人生をどのような道を描きたいか。日本人からではなく、外国人からヒントを得る。
    仕事、仕事、まずは仕事だ。仕事が落ち着いてから趣味だとか考えようと考えていた心の中の重荷がストンと落ちて楽になった。
    まずは仕事を楽しむこと、並行して家族や恋人、友人との時間も大切にしていきたい。

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    2012年12月30日
  • 日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」

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    ■マインド
    1.あまりにもクリアに道を思い描き、それに執着し過ぎてしまうと逆効果になりなねない。環境の変化に対応できず、チャンスを得る機会を見逃してしまいかねないから
    2.チャレンジして失敗したことを「恥ずかしいことだ」と思う人こそ、どうかしている

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    2012年05月27日
  • 太極拳が教えてくれた人生の宝物 中国・武当山90日間修行の記

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    良書でした。
    キャリア・マネジメントやマリンバで有名な方のようですが、篤実な修行本と言えましょう。
    中国拳法を身につけていく過程がかかれているわけですが、それだけではなく、「人が何かを吸収していく、そのエッジのところで起こること」の典型が見られます。

    なにか稽古ごとをしている人なら、自分の稽古を見直すよい本になるような気がします。というか、私にはそのように読めました。

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    2011年12月19日
  • 人生を豊かに歩むために大切なこと どうでもいいこと

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    こんな先の見えない時代だからこそ、外の世界の常識にとらわれることなく、自分の内なる感覚を磨けという話だった。確かに、年を重ねるごとに世の常識と言われるものにしばられてきた気がする。

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    2011年08月01日
  • 人生を豊かに歩むために大切なこと どうでもいいこと

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    プロの音楽家というところに興味を持った。キャリアデザインの会社を設立して大活躍中の中、中国へ武道の修業へ。人生の可能性について、常識の恐ろしさ、

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    2011年05月14日
  • 日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」

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    著者はマリンバ・ソリスト。著者が日本で活躍する外国人(フランス人)に仕事について、キャリアについて、その考え方を聞く。
    まず、著者はキャリアデザインを如何に日本の若者に教えていくのか考える立場から述べる。
    キャリアとは、仕事での実績という狭い観点ではなく、如何に人生を生きるか、人生を生きる上でいかなる実績を積むのか、という感電が大事と説く。
    成功者は、若いうちから目標に向かって突き進んでいくのかと思っていたが、意外と偶然が大きく影響している。ただ、その偶然をうまく掴み、後は他人よりも努力を積み重ねていくのだ。
    ・挫折は人生につきもの。失敗から学ぶ。
    ・リーダーは孤独なもの。自分の信念に従えばそ

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    2009年11月03日
  • デュボワ思考法

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    感情と現実を分けて日々書き留めるP−MODE日本人が信じている形にとらわれない自分が興味が持てる仕事であるか?(情熱を傾けることができるか?)他人を変えようとしても変わらない。自分が変われば周りも変わる。まずは行動

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    2012年02月03日
  • 日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」

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    外国の日本法人社長のインタビュー形式で、トップになった経緯、なってからの考え方等が書かれていて、とてもわかりやすい。ただ、外国人経営者中心にため、日本人も1人2人いればさらに良かったかなっと持っている

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    2009年10月04日
  • 日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」

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    古い価値観に影響されず、自分なりの価値観、実力を創ろう、育むことの大切さを学んだ。変化を受け入れ、楽しむこと、そして変化は当たり前に来るものだ、と自分に言い続けること。他人からの評価ではなく、自分自身で評価できたのか、という問いに「イエス」と答えられる生き方が人生の「本質」であり、それに沿っていなければ決して豊かにはなれない。日本には特有の固定観念があり、それらは学校をどうするか、どんな仕事に就くか、今の仕事をどうするか、といった課題があることで、目の前のことしか考えられなくなり、「社会ではこうした方がいい」というセオリーのようなものが厳然として存在していることは確かだ。しかし、成功には「答え

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    2009年10月07日
  • 作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」

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     フランス生まれのマリンバ奏者で、慶應で音楽専攻ではない学生に作曲法を教える著者が、音楽の初心者に向けて作曲に必要な初歩的な知識と技法を解説したもの。QRコードを読み取って、本書に載っている楽譜や実際に著者が作曲した音楽の音源にアクセスすることができる。
     楽典の基本の基本、みたいなところが分かりやすく解説されていて、読みやすい。個人的には音程の長短・増減・完全○度みたいなやつが、やっと分かった気がする。というか分かってみると結構簡単で、なんでこんなの分からなかったんだろう、という気さえするくらい。たぶん、厳密な部分が省略されていてポイントだけ、初心者向けに解説されているからだろうと思う。例え

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    2024年06月22日
  • 作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」

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    「カセットテープミュージック」でスージー鈴木さんが紹介していたので、興味を持ちました。著者は慶應義塾大学で音楽(作曲)を教えているフランス人の世界的なマリンバ奏者であり作曲家。

    「音楽は科学だ・数学だ」というコンセプトなので科学新書のブルーバックスなんですが、中身はと言えばやはり「譜面の読み方をある程度分かっている人」向きなのは否めません。加えて、著者自身の「自分語り」の部分も一定量を占めていて、肝心なところへなかなか行きつけないもどかしさがあります。大学教授の著書というだけあって、講義を聴いているような雰囲気でしょうか。それが「単刀直入に、シンプルに『音楽と科学の関係』について理論的に語ら

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    2024年04月14日
  • 作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」

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    「作曲の科学」というタイトルだが、作曲の話も科学の話もあまり出てこない。
    本書の半分は音律の基礎で、4分の1は楽器についての読み物で、残りの4分の1が作曲についてである。
    作曲を勉強しようと思って読むと期待外れになるが、楽譜の読み方入門として読むのにはちょうど良い本だと思う。

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    2024年03月27日
  • 楽器の科学 美しい音色を生み出す「構造」と「しくみ」

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    専門家が読むと物足りないかもしれないですが、私レベルの者が読むと軽い読み物として楽しめました。
    楽器だけではなくホールの音響についても章が割かれていて、むしろそっちの方が勉強になったかもしれません。

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    2023年11月16日
  • 楽器の科学 美しい音色を生み出す「構造」と「しくみ」

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    マリンバのプロ奏者であり作曲家としても活躍し、かつては慶應義塾大学で作曲を教えていたことから在日24年目を迎える著者が、楽器やコンサートホールがあんなにも素晴らしい響きを持つのはなぜか、という点を科学の観点から解説した講談社ブルーバックスの一冊。

    いわゆる音響学をベースにしており、部分的に聞いたことがある知識もあったが、まとまった知識を身に着けられる点でなかなか面白い。特に個々の楽器の特性についてはある程度見聞きしたことがあったが、コンサートホールの音響学については不勉強であったため、いかにコンサートホールの音響が難しいのかを実感させられた。同時にこの知識を元に、国内にも多数ある優れたコンサ

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    2022年08月06日
  • 作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」

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    ・フランソワ・デュボワ「作曲の科学 美しい音楽を生み出す『理論』と『法則』」(講談社ブルーバックス)を読んだ。本書は「曲作りの『しくみ』と『原理』を、音楽の理論的な知識をまったくもたない人にも理解していただけるよう」(4頁)に書かれたといふ。実際、五線の各部の名称から始まる。これはヨーロッパの記譜法の歴史を終へたところで出てくる。第1章「作曲は『足し算』である」と名づけられた章である。 副題として「音楽の『横軸』を理解する」(21頁)とある。なぜここに記譜法や五線が出てくるのか。「音の組み合わせには『定理』があり、美しいメロディ を生み出すための“足し算”や“かけ算”があって、その『四則演算』

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    2019年12月23日