牧尾英二のレビュー一覧

  • 利益第二主義

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    ビジネス書を読んで初めて涙を流した。
    仕事を「天職」と定めることで地域貢献だと発送できることがすばらしい。「自分が動き自分が燃えなければ、人を動かし、人を燃え上がらせることはできない」その通り。。

    当時のそれ風に表現すると「アドボカシー・マーケティング」なんだろうけど、そういうタグをつけることで矮小化する気がする。「売り手オリエンティッド」に聞こえてしまうだろう。他人の付けた名前やフレームではなく、自らの信念に基づいて考え動かなければならないのではないかと思う。

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    2016年05月06日
  • 利益第二主義

    Posted by ブクログ

    以前、市長さんで全国的に有名になった鹿児島県阿久根市。人口は減り、これといって、目立った産業があるわけでもない、過疎化が進んでいる地域。
    そんな中で、オープンした超巨大スーパーが、毎年確実に成長を続けているという。なせ、そんなことが実現できるのか?創業者が語る。小売店はインフラだという考え方が印象に残った。

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    2011年09月17日
  • 利益第二主義

    Posted by ブクログ

    一般的な小売業セオリーを全く無視した掟破りの成功哲学。でもやはり、お客様と現場がすべてであることには変わりない。


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    【読書メモ】

    (AZの方針)

    ●品揃え:販売効率は一切追求しない。地域の人々の日常生活に必要なものは何でも揃えるフルラインナップ。POS管理もしない。

    ●価格:タイムサービス、日替わり特価などの特売は行わない。すべてのお客様に公平の安さを提供するため「エブリデイ・ロー・プライス」。チラシを打たなくても集客できる。

    ●仕入れ:地元の生産者、メーカー、卸業者を大切にして、地元の業者を最優先。無理

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    2010年07月20日
  • 利益第二主義

    Posted by ブクログ

    ▼100文字感想▼

    効率を無視した牧尾社長の経営は、じつに日
    本的だと思った。本書の中で最も印象に残った
    言葉が「お客さんを向く」。地域の人から信頼さ
    れ、必要とされ、伸びるお店づくりの秘密満載。

    利益より大事なものが知りたいあなたへ!


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    ▼3つの共感ポイント▼ 

    ■人の命(時間)は限られています。日常生活の
     買い物は家事労働ですから、それぞれの人が
     空いている時間にいつでも用が足せるようにし、
     限られた時間を他のことに有効に活用してもら
     えたらという思いから、24時

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    2010年03月16日
  • 利益第二主義

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    著者は1997年に3月に過疎化と高齢化が進む、
    鹿児島県阿久根市に日本発の24時間営業の大規模小売店
    A-Zあくねを開店した㈱マキオの牧尾英二社長。


    従来の小売業の考えからは想像できない経営手法で
    取り組む姿勢は素晴らしい。


    醤油だけで300種類、全38万アイテムの品揃えなど
    この本を読んで一度見に行きたくなりました。

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    2010年07月19日
  • 利益第二主義

    Posted by ブクログ

    ● また、従来の小売業の常識では考えられないことですが、店内の空調は冷房のみで、暖房装置は最初から設置していません。気象庁の過去10年間のデータを調べてみたところ、温暖な気候の鹿児島県阿久根市で暖房が必要となる日は、年間でわずか2週間だけだとわかったからです。

    ● お客様を惑わすような目玉商品を用意して、宣伝広告費をかけてお客様の購買意欲をかきたてる。従来の小売業では当然のように行われてきましたが、こうした販売方法は売り手の一方的な都合に過ぎません。エブリデイ・ロー・プライスなら、チラシを入れる必要もないのです。

    ● 視察や取材に来られた業界の関係者がいつも驚かれるのが、醤油の品揃えです。

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    2010年04月24日