立川昭二のレビュー一覧

  • すらすら読める養生訓
    自分の精神支柱本。養生について語られており、非常に興味深い。原文と訳が同時に書いてあり分かりやすい。体調が不調になると繰り返し読んでいる。先人のいう事は間違いなし。
  • 日本人の死生観
    「カミ」と「ほとけ」――日本人の宗教観
    「あの世」と「この世」――日本人の死後観
    「いのち」と「たましい」――日本人の生命観
    などを概観しながら、著者は西行から日本人の根源的な答えを求めた。
    花のしたにて――西行
    憂へ悲しむ――鴨長明
    ただ今の一念――吉田兼好
    旅を栖とす――松尾芭蕉
    老いの楽しみ―...続きを読む
  • 日本人の死生観
    日本人の死生観 立川昭二 筑摩書房

    文学史を学び北里大学と言う医者の環境に身を置き
    死や老いに関する哲学を覗き見た人なのか?
    西行の死生観に始まり鴨長明・吉田兼好・松尾芭蕉
    最後に良寛へと12人の詩と生き様を通して
    ニホンに根付いてきた死生観を掘り起こすと同時に
    現代人の死生観と比較して見るた...続きを読む
  • 養生訓に学ぶ
    「身」は確か妊婦を象(かたど)った文字で、中身が詰まった状態を表す。そして、身から振る舞いという言葉が連動する。「体が動く」だけではなく、スタイル(石川九楊)を含んだ所作を示す豊かな表現だ。
  • すらすら読める養生訓
    養生訓って今の視点から見ると間違っていることが多いんだけど、そういうところはカットして、今でも共感を得そうなところだけ紹介した本。
    性についてのところが面白かった。「ペッティングだけして射精しないのが良い」みたいなこと書いてるけど、いやいやいやいや……と多くの男性は思うに違いない。
  • からくり
    機巧図彙の復刻版や解説本が無かったとき、唯一その内容をほぼ網羅したこの「からくり」は自分が子供のときから興味を持っていた茶運人形やその他のからくりの機構を図解し、寸法の詳細は別として複製しようと思えば複製出来る位の説明をしている。これらのからくりが西洋のからくり人形とは独立して時計の技術から派生して...続きを読む