【感想・ネタバレ】からくりのレビュー

あらすじ

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〈からくり〉は自動機械であり,驚嘆すべき庶民の技術的創意がこめられている。本書は,日本と西洋のからくりを発掘・復元・遍歴し,埋もれた技術の水脈をさぐる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

機巧図彙の復刻版や解説本が無かったとき、唯一その内容をほぼ網羅したこの「からくり」は自分が子供のときから興味を持っていた茶運人形やその他のからくりの機構を図解し、寸法の詳細は別として複製しようと思えば複製出来る位の説明をしている。これらのからくりが西洋のからくり人形とは独立して時計の技術から派生していることが興味深い。
この本を購入した直後にプラスティックモデルで茶運人形が発売され、早速買って試して見たが、動作は同じでもやはりプラスティックと木製の趣の差は如何ともしがたい。
先人の知恵を思い知る一冊。

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2015年11月08日

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