野口恵子のレビュー一覧

  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    目次を見ただけで、いつもの自分の言葉遣いに思い当たるところが多々あり、どんな問題があるのかワクワクしながら読み進めた(ワクワクするところじゃないかもしれないけれど...)。

    この本は、敬語の誤用例について、敬語の本来の使い方や意味を示しながら、どこがなぜ誤っているのかを教えてくれる。
    面白いのは、...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    「させていただきました」に違和感のあった私にはわが意を得たりの一冊。ところどころに筆者の怒りが垣間見え、面白かったです。
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    一番印象に残ったのは、なんでもかんでも「よろしくお願いします」「いただきます」をつけず別の表現を考える、ということ。
    状況も言葉と立場の違いを何も考えず「なんとなく」丁寧にしようと思っているからおかしな敬語になってしまうのだと思う。敬語をほとんど体系的に習ったことがなかったので今までの会話ではおかし...続きを読む
  • バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~
    ああ、私も気になっていた。なんでもかんでも「させていただく」人たち。いったい誰に敬語使ってんだ!?って突っ込みいれたくなる丁寧すぎて慇懃無礼になっちゃう人たち。「敬語」とは読んで字のごとく、他人を敬う感情があってこそ成り立つ言葉だ、とわからせてくれる本書。そしてそこにこそ日本の言葉があり、文化があっ...続きを読む
  • 「ほぼほぼ」「いまいま」?!~クイズ おかしな日本語~
    結構誤用しているものは多いと思います。

    それも受け入れるのも確かに悪くはないでしょう。
    だけれども、言語習得者にとっては
    かなり深刻な問題で学習の妨げになる、
    ということは忘れてはいけないと思います。

    ただ私はタイトルの後者の言葉は
    一回も聞いたことがないんですよね。
    前者はたまに見かけることが...続きを読む
  • バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~
    みんなが、間違えながら使いながら習得していくものなんだろうね。それにはやはり身近なお手本がないと。
    子供たちのためにも、大人が自然に敬語を使いあう生活をしていきたい。
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    先週、首相が「さ入れ」で答弁しているのを聞きました。映画の舞台挨拶付き上映会に行けば、壇上の大半の俳優が「○○役を演じさせていただきました」と言う。「させていただく」の多用が大嫌いな私はいつも、「“させていただく”言うとったらええっちゅうもんちゃうで」と怒りをおぼえていますが、これは文としては間違っ...続きを読む
  • バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~
    日本語教師による、敬語を中心とした「おかしな日本語」とコミュニケーションについての考察。

    「〜させていただく」という言葉、自分でも結構使っている気がする。しかし、その言葉の意味をきちんと考えたことはなかった。「さ入れ言葉」は自分ではあまり使っておらず、人の「さ入れ言葉」には違和感を感じていたが、そ...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    著者は日本語・フランス語の教師
    シンプルで正しい日本語とは何か。日本語教員として、初級から中級レベルの外国人学習者に教えるべき日本語がそれだという。
    学習者はできるだけ正確に聞き取り、正確に読み取り、正確に話し、正確に書けるようになりたいのだと、あとがきで触れている。
    日本語教員はそれに応えるべく知...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    敬語について改めて考えさせられる本。
    第1章の「いくら何でも、いただきすぎ」というタイトルのネーミングはいい。書かれている内容に共感。
    また「れ足す」「さ入れ」「を入れ」など、文法的な問題についても正しく学べる。
    「〜レバと思います。」は私自身よく使っていたので、自分の言葉を見直すよい機会にもなった...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    自分自身の敬語の使い方自体に正直自信を持てないのであるが、職場や立ち寄った店で使われる敬語の中で、思わず首をかしげてしまう事例は多い。そんな事例をあげながら、どう間違っているか、どうすべきかを学べる。とはいえ、なぜ変な敬語の使われ方が発明され、継続されるようになってしまったのかまで掘り下げないといけ...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    あーすごい使ってるわ…ってのが実直な感想。間違えた敬語使うくらいなら、丁寧な言葉遣い(丁寧語とか)使ってた方がいいかも。
  • バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~
    [ 内容 ]
    「~させていただく」という言葉に象徴されるように、現在、日本語の丁寧化という波が押し寄せている。
    丁寧化はなぜ進んだのか。
    時代や社会の動きとともに変化する日本語は、これからどう変化するのか。
    日本語教師として、外国人の日本語学習者に、日本の大学生に日々接する著者が、敬語を中心とした“...続きを読む
  • バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~
    間違った日本語やおかしな日本語がどんどん浸透している今の現状。とにかく丁寧にすりゃいいってもんじゃぁない。
    私自身、正しいと思い使用していたことばも多数…。
    こわいこわい!
    母国語をもっと勉強し、丁寧に扱っていきたいなと思った一冊でした。
  • バカ丁寧化する日本語~敬語コミュニケーションの行方~
    ヘンな敬語は、滑稽どころか、笑いの種もなりえない、どうしようもない代物であることをこの本がイヤと言うほど教えてくれる。

    過剰な敬語の使用、不適切な謙譲語の使用、加えて、知らず知らずのうちに犯してしまいかねない、相手への敬意を失した言葉遣いをしないよう、常々気をつけていきたい。
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    最後の方は、著者の現状への不満が書かれているようにも思いますが、前半の誤用については、日常で気になることがたくさんあり、よく書いてくださったと思いました。
    時代によって言葉は変化し、自身も今風の言葉をその時々で使うことはあります。
    一方で、敬語は年齢などの属性が異なる幅広い人に向けてのものであること...続きを読む
  • 「ほぼほぼ」「いまいま」?!~クイズ おかしな日本語~
    クイズ形式で、日本語のよくある誤用について指摘する。だいたいのクイズはわかるが、敬語あたりになると外れることも。ツイッターでよく省略形が使われるがそこから派生していると思われる誤用も。引用先が、政治家の談話だったり、SNSだったり、電車内のアナウンスだったり現実社会からの日本語で、確かにこう言ってい...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    この本を読んで思ったのは、私がいかに敬語を知らないか。日本語を知らないか。このことである。私自身敬語は学校で少し習った記憶はあるが、敬語を使い始めて間も無いこともあり全然知らなかったし、意味わからないところもしばしばあった。

    しかし知らないことを知ることで、敬語を使うことの難しさや大切さなども知る...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    普段使ってる言葉が、何ともチグハグな日本語であったことがよくわかった。多分、小学生か中学生で習う、謙譲語と尊敬語の使い方、これにテレビやメールなんかで流行り言葉的に使う表現が絡まると・・・。とりあえず丁寧語で何とか乗り切るしかない。この本を一回眺めた程度では、とても使いこなすことは出来ない、日本語は...続きを読む
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    言葉の意味が全く考慮されず、ただ惰性のみで使われている失礼な敬語。過剰使用と誤用により本来の言葉の意味さえ喪失している。言葉の危うさを指弾する警世の書である。随所に目を見張る新しい言辞がころがっている。「お越しをいただく」「お招きをいただく」、「を」いれ言葉。「ぎ」とり言葉。「して」とり言葉。肝心な...続きを読む