リチャード・フロリダのレビュー一覧
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性格と住む場所の関係性について論じた都市学の本
自分の性格なら、どこに住むことが幸福度を高めるのか?
を考えるきっかけになる
「年収は住むところで決まる」と読むと相乗効果ありPosted by ブクログ -
クリエイティビティと都市の魅力機能を分析している。都市には創造的人々をひきつける力があり、3T(技術、才能、寛容性)が重要であり、都市の存在そのものがクリエイティビティの源泉になっている。
この面いおいては、都市は繁栄し、多くの多様な人々を集めるべきなのだ。
すこし難しめの内容だけれども、なぜか飽...続きを読むPosted by ブクログ -
世界はフラット化しているのではなく、スパイキー化している。
限られた“場所”に人も、情報も、創造性も集まる。
富を生み出している地域、クリエイティブな地域は、世界の中でも限られており、グローバル化が進むにつれて、その集積はますます進んでいるという。
どこに住んでもインターネットにつながれるから情報...続きを読むPosted by ブクログ -
2008/3/21
半年以上前に購入した「積読」を、一晩で速読。やっぱすごい。クリエイティブであることが求められている。これからの時代は、寛容、多様性が必須。Posted by ブクログ -
クリエイティブクラスはアメリカから軸を写してきている。アイルランド、ベルギー、オーストラリア、オランダ、では全労働者の三分の一。ニュージーランド、エストニア、イギリス、カナダ、フィンランド。アイスランドでも四分の一。
クリエイティブクラスは科学、エンジニア、建築、デザイン、芸術、音楽、エンターテイ...続きを読むPosted by ブクログ -
インターネットというインフラが世界をフラットにしていくと言われていたが実はそうじゃない、ということを薄々感じていたけど、その理由がよく理解できた。情報や人は集積すればするほどに指数関数的な効果があるし、みんなそんなアツい場所に行きたがる。そして産業によってその中心地が異なる。
個人的には今自分がここ...続きを読むPosted by ブクログ -
旧版(クリエイティブ資本論―新たな経済階級の台頭)ではクリエイティブクラスの台頭とその競争力、経済効果などが中心だったように思ったが、今回は人は誰でもクリエイティブであり、ワーキングクラス、サービスクラスでの働き方をクリエイティブにして生産性をあげようとの終章がとても良かった。スプロール化に終止符を...続きを読むPosted by ブクログ
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若干、日本のみが彼の理論にスッポリ当てはまらず、例外として研究を進めたら面白い結果が見えてくるのでは思った。
個人的には少子高齢化社会の切り札として「クリエイティブクラス」への移民受入もありかと考えさせられた一冊であった。Posted by ブクログ -
「スマートナレッジシティ」スマートシティにナレッジが加わった考え方のブログを読み、以前読んだ「クリエイティブ都市論(2009年2月発売)」を再読してみた。まぁ、殆ど始めて読むがごとしでしたが。。。
大都市または大都市圏がひとつ以上あり、夜の地球で光が集中し、一定以上の経済規模のある地域を「メガ...続きを読むPosted by ブクログ -
■都市
1.「何を」「誰」と行うかという2つの選択は人生で大きな意味をもつ。その次に、「どこで(居住地)」も大きな意味を持つ。
2.世界はフラットではなくスパイキーである。
3.生まれてから死ぬまでの人生の可能性は居住地次第である。(研究者ベサン・トーマス:シェフィールド大学)
4.書籍メモ:「幸せ...続きを読むPosted by ブクログ -
本書では世界はフラット化していくという理論に疑問を唱えている。経済、才能、科学などは限られたメガ地域に集積しており、今後もその集積力を強めていき、世界は益々スパイキーになっていくと説かれている。また、第2部、第3部は「場所の経済学」「場所の心理学」となっており、豊富なデータを用いて考察されている。
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正確には都市論ではありません。都市人生論とでも言いましょうか。
本書は、アメリカで都市経済学を研究するリチャード・フロリダが執筆したものの日本語翻訳版です。この本の主張は明快で、人生における居住地の選択という目線で、今後都市に備えるべき資質を豊富なデータを基に提示しています。
具体的には、グロー...続きを読むPosted by ブクログ -
上半期読んだ本の中で一番おもしろかった。
都市に興味なくても、経済に興味なくても、
都市に住んでいる人なら絶対面白いと思って読めるはず。
色んな意味で必読書。Posted by ブクログ -
当行常務が推奨していた本。
これからの社会についてマクロ的な視点を持つことを目的に読書。
内容についてざっくり書くと、
これからの世界はCreativityを持った人材を
挽きつけられるような都市づくりをすることが重要であり、
その上でキーワードになるのは、
「Talent」「Tolerance」...続きを読むPosted by ブクログ -
賛否分かれている本らしいですが、個人的にこの著者の考え方は好きです。
著者曰く、クリエイティブ・クラスとは、データや物質を加工処理して、新しく有用なものを生み出す人たちで、米国では全労働人口の三分の一を占めるといわれています。
そういう人たちを集まるような都市作りが必要だぞというような内容の本になっ...続きを読むPosted by ブクログ -
いま都市は全世界的な人材獲得競争に巻き込まれていて、有能な人材は、(移民やゲイなどの)マイノリティに寛容性の高い国・都市に集中するといいます。つまりクリエイティブな人間が経済発展を主導し都市が発展するという論理です。
日本国内の話では、トヨタなどのカイゼン活動をクリエイティブな活動と捉えています。こ...続きを読むPosted by ブクログ -
新鮮さはあるものの、事例がアメリカばかりで(翻訳された本なので当たり前ですが)、あまりピンとくる例が無かったです。
ただ、日本よりも海外の方がクリエイティブな人材が多いのは、日本はどうしても同質な人が集まりますが、多様な人と交わらないと生きていけない欧米では、その分クリエイティブな思考で他者を理解す...続きを読むPosted by ブクログ -
都市経済学の、物議を醸しだした魅力的な一つの説として。
ただし、実証はされていないのかな。
また戻ってくるかも。Posted by ブクログ -
クリエイティブ経済の台頭と、それをもたらすクリエイティブクラスについて論じている。
クリエイティブ経済における経済成長をもたらす主要な資本はクリエイティブな人的資本そのものであり、グローバル社会においてはその移動は自由度を高めているため、いかに彼らをひきつけるかが重要となる。
また、既存のクリエ...続きを読むPosted by ブクログ