リチャード・フロリダのレビュー一覧

  • クリエイティブ都市論
    世の中の移動性が高まることで世界はより集積している。地理的条件、つまり「住む場所」は職業的成功や人脈、幸福感や快適な暮らしなどの全てを決定する。「どこに」住むかという選択は、「何を」「誰と」行うかという人生にとって重要な選択肢と同じくらい重要である、という本。
    普段触れるのことのない「都市経済学」と...続きを読む
  • クリエイティブ都市論
    2013.11.06 著者は、どのような職業に就くか?誰と結婚するか?と同等、もしくはそれ以上にどこに住むか?が重要になってきているという。ネット環境の整備によって、どこに住むかやどこで働くかを考えるのはナンセンスだ(社会がフラット化する)と言われたことがあったが、これは大きな間違い。世界の都市間に...続きを読む
  • クリエイティブ都市論
    トダロの開発経済の教科書にあったが、クルーグマンの本業たる集積化についての研究は、都市と地方にも当てはまるし、やがて都市の枠を超えてメガ都市圏を形成する
    しかし本書ではメガ都市圏の詳しい定義は紹介されないままであったし、そのメガ都市圏の性格づけの一面的なやり方など、多少疑問を感じる部分も少なくなかっ...続きを読む
  • クリエイティブ・クラスの世紀
    ■クリエイティブ・クラス

    A.これからは、クリエイティブな時代になる。そして、今後は「専門的思考」「複雑なコミュニケーション」の2 つの分野
    の職業が成長すると見られている。

    B.今後、繁栄する都市としては、カナダの都市のように多様性があり、寛容性の高いところ、また台北のように、他地域か
    ら才能...続きを読む
  • クリエイティブ・クラスの世紀
    寄らば大樹の陰、昔は正解だったけど、youtubeあり、twitterあり、iBooksありのいま、「んで、実力を見せてもらおうか」で企業名を掲げるだけではヘタレ度が浮き彫りになる。新時代へのエール、若い人には疑わずに読んで欲しい、そして創って行って欲しい。
  • クリエイティブ都市論
    2012年は日本もLCC元年だけど、さて移動して心地よい場所に住むには?ノマド、ノマドと喧伝されるが、さて「どこがいいの?」が書かれている。扉は開かれる、だろう。
  • クリエイティブ・クラスの世紀
    基本的にはドラッカーの「断絶の時代」にあるナレッジ・ワーカーの延長線の議論だと想ってしまった。 いいのかな?いやぁ多分違うんだろうけど。。

    ただ、【シリコンバレーから自宅近くのオフィスへ】となる人材流出は面白かった。 儲かる仕組みが出来た既存の環境に人が集まるのではなく、自らの仕事や生活様式や文...続きを読む
  • クリエイティブ都市論
    ボヘミアンとゲイが住むところの住宅価格は上がる? そんなやり取りから始まり都市に人が住むための要素を一つずつ分析。

    広域東京って世界一のメタ地域。
    まぁわからないでもない。
    それなりに平和で知的で刺激がたくさんあり情報にあふれている。住む人も多様で相手の権利も認めようとする。
    日本のイノベーション...続きを読む