門井はがちのレビュー一覧

  • 赤い河
    表題作の兄弟ものは、静かに音のない空間でひっそりと育って行く実の兄弟の禁断の愛なんだが、この音のない感じで下劣さが皆無であるのが何とも言えず癖になる。兄の気持ちは心の中でドロドロしていそうなのは、彼が弟を抱く時の「捕獲者の目」で分かるんだが、この辺りの続編を描いてくれないだろうか。同時収録の「春めく...続きを読む
  • 赤い河
    兄弟(実兄×弟)モノを表題作とした門井はがちの初短編集。東京漫画社さんの本ということで、出版社買いです。
    表題作の兄弟物ニ作、教師×生徒、年齢差のある幼馴染、同級生の幼馴染、高校生×中年リーマン、高校生同士、の7作品と表題作の書き下ろしが入っています。ただし、兄弟物の二作目は、兄の同僚目線でストー...続きを読む
  • 赤い河
    初めて読んだ作家さん。 いろいろな話が入った短編集。
    うーん、勿体ない!というのが感想。 シリアスな雰囲気の作品が多いのに、キャラの心理描写が浅い印象。 悩みや言いたい事はわかるけど、読んでいて響かない。 どれを読んでも「セリフが上滑りしているなぁ〜」という読後感だった。

    表題作は、ガチ兄弟モノな...続きを読む
  • 赤い河
    まず購入時の期待が大きすぎて、読んだときの充実感がそれに追いつけなかった感じです
    幼なじみのお話すきでした!