【感想・ネタバレ】赤い河のレビュー

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Posted by ブクログ

表題作の兄弟ものは、静かに音のない空間でひっそりと育って行く実の兄弟の禁断の愛なんだが、この音のない感じで下劣さが皆無であるのが何とも言えず癖になる。兄の気持ちは心の中でドロドロしていそうなのは、彼が弟を抱く時の「捕獲者の目」で分かるんだが、この辺りの続編を描いてくれないだろうか。同時収録の「春めく人々」で、高校生男子が40歳中年男に、誰かに、ひとりぼっちでいて欲しくない、と言う気持ちで愛おしいと思う下りが凄くハマってしまった。純粋だなぁ。全体的にセンシティブで、静寂の中の激情、と言う感じで、長編を読みたいと思った。

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2011年11月11日

Posted by ブクログ

兄弟(実兄×弟)モノを表題作とした門井はがちの初短編集。東京漫画社さんの本ということで、出版社買いです。
表題作の兄弟物ニ作、教師×生徒、年齢差のある幼馴染、同級生の幼馴染、高校生×中年リーマン、高校生同士、の7作品と表題作の書き下ろしが入っています。ただし、兄弟物の二作目は、兄の同僚目線でストーリーが進んでいます。

あらすじを読んでもっとドロドロした話なのかな?と思っていましたが、そうでもなかったです。兄弟で愛し合う葛藤が描かれていますが、それほど重い感じはしませんでした。 絵柄がクールなせいかもしれません。直接的な描写は少なめ。
Hシーンがでてくるのも、年の差幼馴染と高校生同士、あとは書き下ろしだけですが、全体的にあっさり系です。心理描写が上手な作家さんだな、と思いました。
初コミックスということで、今後に期待します。シリアス・イタイ系好きな人はどぞ。

兄弟の話が好きです。弟に執着(というのとはちょっと違う)してしまう、守りたいと思う兄の気持ちが苦しくて好き。

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2010年08月16日

Posted by ブクログ

初めて読んだ作家さん。 いろいろな話が入った短編集。
うーん、勿体ない!というのが感想。 シリアスな雰囲気の作品が多いのに、キャラの心理描写が浅い印象。 悩みや言いたい事はわかるけど、読んでいて響かない。 どれを読んでも「セリフが上滑りしているなぁ〜」という読後感だった。

表題作は、ガチ兄弟モノなので要注意。 「春めく人びと」の雰囲気とリーマンのキャラは好きだったけど、くっ付くまでにもっと2人のエピソードが欲しかった。

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2013年06月15日

Posted by ブクログ

まず購入時の期待が大きすぎて、読んだときの充実感がそれに追いつけなかった感じです
幼なじみのお話すきでした!

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2010年09月26日

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