梁過のレビュー一覧

  • 現代中国「解体」新書

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    各記事のネタ元が、いくつかのwebサイトに集中しているのが気になるが、現代中国の社会・経済の状況についてはあまり知らなかったので、読んでいて面白かった。中国特有の問題も多々あるが、日本とよく似た問題も多々あることが実感できた。

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    2013年08月25日
  • 現代中国「解体」新書

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    とても面白かった。中国で読んだので、現地の人に状況を聞くこともでき理解が深まった。1つ4ページほどのキーワードでコンパクトにまとめられ読みやすいのもGood!

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    2012年08月21日
  • 現代中国「解体」新書

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    現代中国を表すキーワードとその解説。中国の記者さんが書いてます。中国で出版されたものの翻訳とかではなく,日本人向けに書かれたもの。

    結構中国の文化に興味があったので(時々テレビなんかで鼠族とかもぐら族とかやってたりしますよねー)とても興味深く読みました。
    そして同時に,現代中国の問題についてあまりに自分は無知だったなーと改めて思い知りました・・・。

    聞いたことはあったんですが,あまり知らなかった「都市戸籍」と「農村戸籍」の問題。結構深刻ですね。農村出身者が都市で暮らそうと思ったら,保険も効かないし仕事も見つからないで・・・。
    確かにこの制度は現代の中国にはもうそぐわなくなってきてますね。た

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    2012年02月25日
  • 現代中国「解体」新書

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     思春期を迎えた男子中学生のように力をもてあましている中国。経済成長の影で、貧富の格差などアンバランスな一面が見えるなど話題には事欠かない。そんな中国の現代を「解体」して見せているのがこの1冊。

     貧富の格差で、お金持ちの家に生まれた「富二代(フアルダイ)」、高級官僚を親に持つ「官二代(ブォンアルダイ)」と、「貧二代(ピンアルダイ)」という貧しさを受け継いだ2代目が出てきた。日本とは違って想像を絶する差がある。北京オリンピックの時に貧困層が住んでいるところを外国のメディアが取材できないようにしたり、住人を強制退去させたりしている映像を見ると本当に同じ中国とは思えなかった。まさに弱肉強食の世界

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    2011年11月06日
  • 現代中国「解体」新書

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     政治、経済よりも市民レベルの社会問題が多く取り上げられていて他の新書より役に立つ情報を得られた。
     現在中国では八十後と呼ばれる80年代生まれの世代が就職、結婚などで問題に直面しているという。この世代は一人っ子政策の第二世代で九十後世代よりも問題が深刻になっている。女性の高学歴化、晩婚化などは日本も頭を悩ますところでその点で中国は普通の国になってきているように感じる。
     一方で日本と大きく違うのが地方と都市の様々な格差だ。地方と都市ではそもそも戸籍が別で地方戸籍の者は原則都市に住むことはできない。しかし都市部に仕事を求める農民工と呼ばれる人が増えている。彼らは保険、年金制度が適用されず苦しい

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    2013年06月12日
  • 現代中国「解体」新書

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    「八〇後」「蟻族」「富二代」などのキーワードを基に、現代の中国の内情を解説していく一冊。

    著しい経済成長とは裏腹に、さらに悪化する貧富格差。
    日本国内の市場が成熟しつつあることから、中国は今後の有望な市場とみなされ、日本企業の進出が著しい。
    しかし、本書で列挙されているように、現在の中国は実に多くの問題点を抱えている。
    この「無秩序」とも言える異常な経済成長の中で、あと何年均衡を保っていられるのだろうか。

    さらっと読める割に、いろいろ考えさせられる一冊だったと思う。
    ただし、変化が激しい中国だけに、本書の内容は今年限定かもしれない。

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    2011年11月29日
  • 現代中国「解体」新書

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    今の中国をキーワードで解析してゆく面白い趣向の中国本だ。月光族をはじめよく耳にする単語もたくさん。中国に居ても耳にしていることことは、流行っているってことだ。キーワードにはその時代の特性を表す一面もある。裸婚は不動産価格高騰で家が買えずに結婚してしまうこと。日本人は結婚前に家を買わなくてはならない風習はない訳で、文化に差を感じる単語だ。ネチズンによる面白い単語はさすが。「給力」は自分も使うくらいだし。でも日本語にすると意味が分からない。
    いずれにしても、文化を理解するにあたって、単語からのアプローチは面白いと思う。

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    2011年11月13日
  • 現代中国「解体」新書

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    中国の新語をまとめた一冊。これで中国のことがよくわかるというわけではないけど、中国の文化や流行、人々の暮らしぶりの一端が垣間見える一冊です。

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    2011年10月10日